楽しく実りある人生を共に歩もう

楽しく実りある人生を共に歩もう

シンプル・シックなパリジェンヌおしゃれレシピ感想

calendar

reload

私がお薦めしたい本は米澤よう子さんの「シンプル・シックなパリジェンヌおしゃれレシピ」です。米澤よう子さんは人気イラストレーターで、若い女性のキュートな絵が魅力的ですが、2004年から2008年まで拠点にしたパリの生活をもとにしたシリーズの中でもパリジェンヌのファッションを中心に描かれています。

本書はパリの香りが漂う一冊で、パリジェンヌのコーディネートやお買い物の仕方、休日の過ごし方など日本人の女性も応用出来るライフスタイルが満載です。春のウイークデイや休日のランデブーはイラスト版の密着取材を思わせる内容が時系列で読む事が出来る本です。 米澤さんが本書の中で取り上げているパリジェンヌは普通の女性ばかりで、体型や洋服の好みも様々です。彼女たちの共通点は「人にどう見られるか意識する事ではなく自分が満足して着られる洋服を選ぶ事」で、流行に流される事はなく自分らしさを生かした着こなしをしています。

私が興味を持ったのはパリジェンヌ達のオシャレの立ち位置です。以前雑誌で提案されていたボーダーTシャツとデニムの組み合わせだけでなく、ワンピースやシンプルニット、ワイドパンツなどのアイテムの着こなしもしているので、パリジェンヌ風にするのにどれを組み合わせたら良いのかわかりにくいと感じていました。米澤さんの分析結果によると彼女達はどちらかというと可愛い系やナチュラル系ではなくトレンド系30%にコンサバ30%、エレガンス系15%に自分らしさを加味した、どの場所でも違和感のない普通のおしゃれが得意だと言う事です。

本書ではパリジェンヌの全身や季節ごとのワードローブ(コーディネートを完成させる衣服の数々)などのイラストが随所にレイアウトされています。日本にいながらパリジェンヌのファッションを見られるので最高に贅沢な気分を味わえるのですが、それも現地の生活を4年間続けた米澤さんが書いた本だからです。イラストの女性も着こなしのどこかに女性らしさが漂っていて、現在日本で流行している肩出しファッションの先駆けだと思われる着こなしをしている所に早くも着目しています。米澤さんご自身はパリに行ってから洋服を選ぶ時に相手の事を考えるようになったそうですが、文章を読んでいるとパリの人達と豊富なコミュニケーションや観察眼、磨かれたセンスの良さをうかがう事がの賜物です。アースカラー、モノトーン、パープルやブルーグリーンなどの洋服を着たパリジェンヌが本のあちらこちらで佇んでいる姿のイラストや読みやすい文章がパリへと誘ってくれる素敵な一冊です。I.S

シンプル・シックなパリジェンヌ流おしゃれレシピ

新品価格
¥1,296から
(2018/1/9 13:02時点)