彼氏にフラれ仕事もクビ。人生詰んだので「成功の経済学」で運命変えることにした。感想

calendar

reload

この本の主人公は25歳の女性。昼は派遣社員として働き、夜はホテルのラウンジでピアノ演奏のアルバイトという生活をしながら、米国の名門音楽学校への留学を夢見ています。しかしある日、ピアノの仕事を突然クビになったうえ彼とも破局し、自信を無くし、人生の目標を見失いそうになります。そんな時、行動経済学を武器に人生を切り開く術を指南してくれるイケメンだけど無愛想な男性と出会います。彼のコーチングによって、どん底だった主人公が自分で未来を切り開く方法を身に付けていく物語です。

長々と書かれたタイトルが気になって書店で手に取ったのがきっかけで読み始めました。行動経済学なんていかにも難しそうに思えたのですが、実際に読んでみると心理学をからめた小説でとても読みやすかったです。主人公の視点から物事を見ていたので、自分と置き換えやすかったことも大きいです。 問題解決のための手段として経済学を用いているので専門用語が出てきますが、経済の知識がなくても、その言葉について目線を落としてわかりやすく簡単な言葉で説明されているので、理解に時間はかかりません。日常生活で当たり前に起きているありふれた事をたとえとしているので、実際に自分の悩みに当てはめて読み進める事ができます。 単なる経済学の説明ではなく、タイトルにもあるように「運命を変えることにした」話なので内容にはドラマがあり、思わず涙をながしてしまうエピソードもありました。 成功のためのワークシートも巻末に付属しているので、すぐに取り掛かれるのもありがたいです。

実は自分も会社の都合で仕事を失ったばかりで、懸命に頑張っていても報われない事があるんだとかなり落ち込んでいました。前向きになること自体がストレスで、そんな前向きになれない自分にもストレスを感じていました。これではいけないと状況を打破するべく心理学の本を読み漁っている中で出会ったのがこの本です。理路整然と考える事が好きな自分にとっては、スピリチュアルなことではなく、もっと地に足がついたような内容が良いのではと思い読み始めたら、これが幸いにも私にとって大当たりでした。読み進めながら実際に付属の“ワークシート”をやってみると、客観的に自分を見ることができ、悩みに対する答えが自然と導き出されたのが驚きでした。

起こってしまった出来事は変えられません。相手も変える事はできません。変えられるのは自分自身だけです。悩んでいる自分に向き合うのは、苦しい出来事や悲しい出来事に向き合うこと同様に簡単ではありませんが、それさえできればあとはこの本が思考の整理を手伝ってくれ、ベストな選択を導き出してくれます。 悩みの大小はひとそれぞれですが、すべての悩みに当てはめることができるうえに 経済学の基本知識が学べ、しかも物語も楽しめてお得です。 落ち込んでしまってどうしようもない方や、なんかちょっと気持ちがモヤモヤすることが多いなと感じている方にお薦めしたい1冊です。一歩でも前に進むきっかけとなり、きっと現状を良い方向に変えてくれると思います。E.K

彼氏にフラれ仕事もクビ。人生詰んだので「成功の経済学」で運命変えることにした。

新品価格
¥1,512から
(2018/1/5 22:35時点)



この記事をシェアする