結婚したら、やっておくべきお金のこと感想

calendar

reload

ファイナンシャルプランナーの中村芳子さんが書いた「結婚したら、やっておくべきお金のこと」は、結婚して家庭を持った人やこれから結婚を予定している人にお薦めしたい1冊です。この本では、マネープランの立て方や貯金の仕方、投資の基本、税金、年金など普段の生活に必要なお金のことが分かりやすく解説されています。また、子育てや住宅の購入、仕事、老後など人生そのものを見つめ直すきっかけにもなる本です。

健全な家計とは何か

まず、健全な家計とは何かというテーマについて書かれています。著者曰く、健全な家計とは毎年貯金ができている家計のことです。お給料が多い時も少ない時もコツコツと貯蓄を続け、投資の腕やセンスを磨いていくことが重要とあります。私がこの本がとても役立つと思ったポイントはいくつかあります。例えば、住宅を購入する場合には、頭金は最低でも20%は用意べきと書かれています。これは予想外の事態が起きて住宅を売らなければいけなくなった時、ローンの残高が住宅の価格よりも上回らずにすむ割合だからです。多重債務に陥ることを防げるということに私はとても納得しました。

また、子育てにはお金はかけない方がいいという話も書かれていて、なるほどと思わず頷いてしまいました。その理由は投資の法則と同じで、お金をかければかけるだけ人は無意識に見返りを求めてしまうからなんだそうです。子供にお金をかけていると、できるだけいい学校や大学に行って欲しいとかこういうところに就職してほしいといった過度な期待を抱いてしまうとありました。

それから投資を始める時には、株を購入するのではなくて投資信託のインデックスファンドを毎月一定の金額積み立てていく方法を著者は勧めています。最近ではサラリーマンや主婦が株やFXに投資することも多いですが、投資に興味があるけれど何から始めていいか分からないといった人もいるのではないでしょうか。そういった人に、リスクを減らして利回りが期待できる方法が紹介されています。個別の銘柄を勧めているわけではなく、基本的な仕組みを解説しています。また、それとは反対にハイリスクなので絶対に手を出してはいけないという投資商品の紹介もあります。

この本には難しい言葉や専門用語はほとんど出てきません。わかりやすい言葉で書かれているので、すいすい読み進めることができます。経済に詳しい人には物足りない内容かもしれませんが、初心者向けには最適な本です。

結婚したら、やっておくべきお金のこと

新品価格
¥980から
(2017/12/19 14:45時点)