アルケミストの感想 もう1度読まなければよい人生は贈れないというような気持ちにさせられる1冊

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「夢なんか見てないで、地に足をつけろ」なんて、昔のお父さんたちはよく、息子たちにいっていました。 ですが、時代は変わってきて、もちろん、こういう言葉を口にするお父さんは少なくないのでしょうが、そういう言葉を放つ親は減ってきているのかもしれません。

ですが、そんな言葉を放つ親もまだまだいるといえるでしょう。 そんな親御さんに対して、反論する本ともなるのが、ブラジル人作家のパウロ・コエーリョが書いた「アルケミスト」で、これをお薦めしたいです。

パウロ・コエーリョ自身が、ブラジル人なので、母語のポルトガル語でアルケミストは、「錬金術師」となり、ちなみに、この言語と常に似通った言葉を用いるスペイン語でも、全く同じ発音で、同じ意味を持ちます。

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夢をどんどん大きくしていこう

この本の日本語の副題として、「夢を旅した少年」という言葉がありますが、夢でありながら、その夢をどんどん大きくしていくということが、この本のモットーであり、読者に伝えたいことであり、この本のあらすじだといえるでしょう。

それを「錬金術師」に例え、最初は、大したことのないもの(砂漠地帯などでは、大したお金にならない羊だとか)を、金(ゴールド)のような、誰もが価値あるものと引き換えにしていくというストーリーです。

アルケミストのどこが好きかと言われたら、どこだと、ポイントで言うことはできないのですが、全体的に、どんどん価値あるものに持っているモノをかえていくストーリーになっていますから、そういったモノにかえていく時に、「ああ、こういう話術、こういう技術で人は自分に傾いていくのだ、こうやって夢はつかんでいくのか」という気持ちにさせてくれる、人生の道しるべとなる1冊です。

この本を読んだ感想としては、とにかく、「人生はこういうものだ」という気持ちを、20代前半ながら味わうことになりましたし、もう1度読まなければよい人生は贈れないというような気持ちにもさせられる1冊でした。

いわば、ファンタジーでもあり、小説でもあり、そして、自己啓発の先駆けともなるような、わかりやすいストーリーの本で、子供に教えるのにも、文ではなく絵で描くことができるので、伝えやすいストーリーになっています。

この本を読んだのは、年上の友人に勧められたのがきっかけだったのですが、それを読んでみて、すっかりハマりました。

これに影響され、今まで自分が語学への夢を描いていて、それが間違いだったかもしれないと思っていたのに、それを追いかけていいのだと思い、そのまま突き進んだ結果、私は好きな語学の仕事を得ることができました。 自分の人生を動かした本となったのです。

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