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バチカン奇跡調査官感想

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バチカン奇跡調査官はとても人気があり17冊もシリーズが出ているミステリー小説で、バチカンに勤めている平賀とロベルトの2人の神父が主人公です。 神父がどのようにミステリーにかかわってくるのか想像つかないと思いますが、「奇跡」と思われる事件を科学を用いて調査を行い次々と解決していくシリーズとなります。 歴史・伝説に絡む事件が多いため、歴史ミステリーが好きな方にはたまりません。

わたしは特に第3巻「闇の黄金」が好きです。とある教会で起こる奇跡を調べに行くところから始まります。 平賀とロベルトは教会について調査していくうちに、不自然に何かを隠そうとしている司祭に不信感を覚えていき、教会の真実を知ろうと詳しく調べていくうちに地下に広がる施設を見つけました。 そこで2人が見た驚愕の光景とは?というストーリーです。

 私がお薦めしたい見どころは、何といっても平賀とロベルトの2人による丁寧な科学調査です。 神父と聞くとただ神様だけにお祈りをしている姿しか思い浮かびませんが、『聖徒の座』と言う機関に所属する神父は、古文書を読み解いたり、「奇跡」として申請された現象を科学的に調査をして認めるべきかどうか議論をしています。 カメラやフラスコを持ち、事件を調査している神父の姿が新鮮で面白いです。 世界史が絡むところも面白く、第3巻の「闇の黄金」ではヒトラーが関係してきます。 施設の地下にいる住人たちの真実、なぜヒトラーが関わってくるのかなど読んでいるだけでワクワクするためお薦めです。

バチカン奇跡調査官シリーズはミステリー小説が好きな人にはとても面白い本です。 上手く世界史を絡めており、思わず「なるほど」と唸らせてくる話ばかりとなっています。 この本がきっかけで歴史に関心をを持つ人も出てくるかもしれません。 少々強引な展開、こじつけのような事件もありますが、それら全て目を瞑って楽しめる作品です。 魅力的なキャラクター達も作品をより一層楽しませてくれます。 弟が難病のために神父としてバチカンで働いている平賀、 彼は天然で私生活はズボラですが、頭が良く科学調査で見せてくれる華麗な推理が見どころです。 ロベルトは過去のあることから途中色々と悩みますが、平賀の励ましもあり見事乗り越えます。 いつも平賀の面倒を見つつ、語学力を活かし現地住民に聞き込みをして重要な情報を掴んでくるのです。 このように、主人公の2人にそれぞれ違う魅力があり、お互いの得意分野を活かしつつ事件の捜査をしている姿を応援したくなります。

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