3年前の11月、カンボジアに行ってきました。一度でいいのでアンコールワットを見てみたかったのです。カンボジアは雨期のスコールがすごく、梅雨明けは10月なのだとか。職場の夏休みは既に終わっていましたが、無理を言って連休をもらって行ってきました。もう、最高の思い出になりました。
昔から古い建築物や自然は好きだったのですが、カンボジアは本当に圧巻でした。古い遺跡が沢山あり、2日目はアンコールトムやバイヨン寺院を回りました。壁一面に掘られたレリーフ、というのでしょうか。とにかく模様が細かくてきれいなのです。なん十年、何百年も前にこんなに細かいものを作られた昔の方々の技術を尊敬します。
タプロム遺跡は、映画で使われた場所なので知っている人も多いかもしれませんが、遺跡に樹が根付いており、すごく神秘的でした。そして、お目当てのアンコールワット。今回のツアーでは夕日と朝日と双方みれるようになっていたのですが、本当に素敵でした。
第三回廊まで行ったのですが、前の水面に写ったカンボジアはまさに写真やテレビで見る姿です。その時の日の出は6:15とかで、少しモヤがかかっていました、綺麗な写真を撮ることが出来ました。あぁ、この景色を見るためにはるばる遠くまで来てよかった、そう思いました。
4日目はトンレサップ湖クルーズです。この湖に住む方々は住所を持たず浮遊している人が多く、手紙も届かないことが多いのだとか…。ここらへんに住んでいる方に連絡を取るのはなかなか難しそうです。
また、カンボジアは多国籍料理のお店が沢山あります。元々フランスの植民地だったこともあり、フレンチ・中華・タイ・ベトナム料理など様々です。香辛料とかが結構心配だったのですが、全然大丈夫でした。
あと、美味しかったのはヤシの実ジュース。まん丸い大きなヤシの実に思いっきり包丁を突き刺して切り込みを入れて、ストローを指すだけ。衛生的に大丈夫かな…と若干不安はあった者の、こちらも案外大丈夫でした。
4泊5日だったのですが、一番おいしかったのはフォーでした。お店やホテルによっても全然違うのです。味付けもシンプルで、具材も多くはないのですが、はまってしまいました。
特にパクチーを私食べたことがあまりなかったのですが、このカンボジア旅行をきっかけに好きになりました。あと、カンボジアには朝から屋台、出店が開いていて、パンにソーセージを挟んだだけのシンプルなホットドッグが50円と超格安で売っていました。意外とこちらも美味しいのです。
今回はツアーで行ったのですが、チケット+ホテル+食事などがついて13万円と格安でした。しかもホテルはグレードアップして、この値段です。あとはお土産を買ったり、現地で食べたりして、それでも15,6万しかかかりませんでした。すごく物価が安いのです。たまたま同じツアーが還暦を迎えたおじさま3名で、色々おごってもらたりもしました。
カンボジアで役に立ったのは虫よけスプレーです。虫がとにかく多くて、暑いのです。感染症や病気が心配なので、ここはしっかり注意しました。あと水は必ず購入しました。また、アンコールワットはツアーに組み込まれていることが多いのですが、絶対に第三回廊まで行けるコースと、朝日・夕日双方見れるツアーをお勧めします。絶対に見に行った方がいい、そしてまた行きたいと思える旅でした。