新婚旅行でバリに行った体験談 時間がずっと遅く感じる国

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2017年10月に新婚旅行でバリ島へ行きました。
機内泊も含めた4泊6日の旅行でした。夫婦二人で約40万円ほどかかりましたが、前からインドネシアに興味があったのと、台湾以外のアジア文化に触れたかったこと、物価が安いこと、海と山など自然と触れたいなど、やりたいことが全て叶うのがバリ島旅行でした。

新婚旅行としては予算も低い部類でしたのに、欧米諸国へ行く価格の半分でかなり豪華な思い出になりました。少しだけレポしてみたいと思います。

初めての外国旅行に対して警戒心むき出しの夫をなだめながら、関空からガルーダインドネシア航空で約7時間。朝10時に出発してデンパサール空港に着いたのは午後18時でした。

一瞬猛烈なスコールとなり、着陸ができず1時間旋回したのですが無事到着。
着いた瞬間、独特の匂いとむっとする暑さに包まれ、人気のない空港で荷物を待ちました。

日本との時差は1時間。スマホと腕時計のズレが不思議な感覚でしたが、無事現地ガイドと合流し、スミニャック地区のヴィラへ。車で20分の距離ですが、夜のバリはタクシーだらけで渋滞がすごいので、ここでも時間を食い結局ヴィラに着いたのが19時でした。

日本円×100の現地通貨。一万円を両替すると1,000,000Rpになります。(2人で40万ちょっとの旅行だったので現地マネーでは4000万払ってるわけですね)かなりの札束でなんだか大富豪のような気分でした。

滞在ホテルはホテルというより貸アパートのような一軒家が28棟並んでいる建物で、一部屋だけで180平方メートルあり、キッチン、ダイニング、リビング、別室で寝室、屋外にプールもついてました。

 

日本語がちょっとおぼつかない可愛いオバチャンと、にっこり笑顔のシェフさんが毎朝挨拶してくれ、ここが家だったらと本当に本当に思いました。

1日目は疲れてそのままヴィラで過ごし、2日目にマリンスポーツとサファリ、3日目にチャーター車であちこちを観光し買い物、4日目にフォトウェディングもして、夜は砂浜でディナーを堪能し、最後の日は周辺をブラブラ&街でスパをしました。

バリの感覚として日本人は「たまにくるお金持ち」。
観光客のほとんどが長期滞在のオーストラリア人のためほぼ応対は英語です。

日本とうかアジア人が少ない地域に滞在したからか、少しだけ差別的な目にあいましたが、概ねみなさん優しく、1組も他の日本人にあうことがありませんでした。
日本であれほど多く見る中国人や韓国人もほぼゼロ。まさに海外!という感じでした。

バリの気候の穏やかさ、人々の適当さ、どこからか毎日聞こえてくる舞踊の音楽、そこら中に咲くプルメリアの香り……全てが大好きになり、一生にあと5回は行きたい!と願うばかりでした。

日本にいると、だいたい7時に起きてダッシュで準備して8時に電車乗って、9時には会社について、あっという間に昼で…となりますが、バリだと時間がずっと遅く感じるんです。

8時に起きて12時まで過ごしてもまだまだみんなのんびり。電車がないので待ち合わせ時間をいうときは「〇時か〇時くらい」

仕事より宗教や家族の用事を重んじます。仕事中も平気で隣の友達とおしゃべりし、家族に電話し、スマホをいじいじ。お客さんを笑顔で応対したあと、その場でタバコをすって、またスマホみておしゃべり。そのあとぼーーっとします。

でもすごく楽しそうで、ずっと笑っていました。
日本の方がきっちりしすぎ、焦りすぎな国なのでした。

皆ストレスをかかえ、眉間にシワをよせ時間に追われ生きる。
でもそのお陰で、世界に誇る素晴らしい技術を持って最高の製品を生み出し、先進国として発展してきたわけなので、悪くは無いのですけどね。

日本にいるとき、頭痛や難聴が毎日のようにひどかったのが、バリでは一度も起きず、毎日ぐっすり深く眠りました。
帰ってきても少しボーッとしてしまいました。

唯一失敗だったのが、バリではお土産をそんなに買わないだろうと思ってスーツケースをMサイズにしてしまったことです。思っていたよりいろいろ売っていて、服やらコーヒーやら大量に買ってしまったので、帰りの荷物はパンパンになってしまいました。

海外旅行に行くなら日数に関係なくLサイズの大型のケースでいくべきでした。
また、バリでの観光の際はとても軽装でいいのでサンダルと日本の夏服などでいいのですが、朝晩は意外と涼しい場所もあるので上着は1枚くらいあった方がいいと思います。

非常に紫外線が強く、短時間でも日焼けするので日焼け止めと日焼けのケア用品を持って行くのもいいと思います。

私は今回の旅でバリが大好きになりました!
また自分へのご褒美にバリに行きたいです。以上です!