私はドラマ「もみ消して冬~我が家の問題なかったことに~」を毎週楽しく観ています。
ドラマのタイトルを観た時、かなりシリアスな内容なのかと思いました。
しかし、実際にドラマを観たら、とても面白くてすっかりハマってしまいました。
主人公は東大卒で警視庁に勤めているエリート警察官(山田涼介)です。
さらに兄(小沢征悦)や姉(波留)も東大卒で、それぞれエリート医師、エリート弁護士で敏腕です。父(中村梅雀)は有名進学校の校長で、見た目には何不自由のない豊かな暮らしをしているといった感じです。
母親は主人公が小さい頃に亡くなっていますが、家には執事がいて、家のことを一切やってくれています。
最近、新人の若い執事が入り、不慣れなことも多いですが、一生懸命やっているようです。
しかし、この若い執事には何かがあるようです。
その展開は今後のドラマの楽しみの一つかもしれません。
私がこのドラマでもっとも面白いと思うことは、家族が巻き起こしたトラブルに対して、家族が一丸となり、それをもみ消そうとするところです。
家族の名誉のために、問題をもみ消そうとする行為は、法律的には立派な犯罪です。
しかし、それをあたかも正論のように仕立て上げ、実行していきます。
主人公は最初、兄や姉の不正的な解決法を反対しますが、最終的には自分が率先して動くようになります。
主人公も非常に優秀なのですが、兄や姉と比べると、若干抜けているところがあるようです。
それが家族から見抜かれているためか、主人公もそれを気にしていて、何とか自分が家族の役に立ちたいと、たとえ不正でも行動に出てしまっているようです。
観ていると何とも健気な主人公の行動なのですが、それが思わぬ展開になってしまいます。
それでも最後は予想していた以上の良い結果になります。
このドラマのように途中ではあれこれあったとしても、結果的にハッピーエンドになるような展開は、私にとっては嬉しいです。
土曜日の夜で、就寝前に観ているので、その後の眠りや夢にも良い形で影響を受けていると思います。
今まで気になるドラマは観てきましたが、このような内容のものは初めてみたような気がします。
エリート一家ではやはりその名誉を守るために、ありとあらゆる方法を考え、家族の過ちをもみ消そうとしてしまうかどうかはわかりません。
しかし、実際にこういうことが起きてもおかしくはないという盲点を上手くついているドラマだと思いました。
それを重くて暗い内容ではなく、明るく面白いストーリーに仕上げてあるところが、このドラマに惹きつけられるところだと思っています。
冬は寒くて何かと気分が沈みがちです。
しかし、このような面白いドラマを観ていると、気分が楽しくなってきます。
ドラマに出てくる俳優さんたちも、それぞれの味が出ていて面白いと思います。
それは演技力の良さもあると思います。
本当にこのような家族が実在しているかのような錯覚を覚えます。
このドラマが終わる頃は初春になっています。
それまでもうしばらくの間、冬の寒さの中でもこのドラマを見て心を温かくしていきたいと思っています。
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