私の初一人海外旅行はハワイでした。
当時私は仕事を辞め実家の家業の手伝いをしていましたが人生これでいいのか。と悩んでいました。
そんな時、ハワイに住む姉から姪っ子のベビーシッター3ヶ月間してほしいと頼まれました。
3ヶ月というロングステイに少々不安を感じましたが人生で3ヶ月ハワイにいることは今しかできないことだと思いハワイ行きを決めたことを覚えています。
私が行った時期は2017年の9月から12月までだったのでオフシーズンで飛行機の値段も往復で10万円くらいでした。
また、泊まる場所や食事は全て姉が用意してくれていたので使った金額は3ヶ月交通費込みで20万円くらいです。
ハワイの第1印象も衝撃的でした。
私は入国審査で何故か別室に連れていかれて、かなり怖そうな入国審査官に英語で色々な質問をされてこのまま入国できないのではないかと不安になりましたが無事に入ることができました。
若い男の長期滞在だったので不法労働を疑っていたらしいです。
今となっては良い思い出です。
そんな恐ろしい入国審査から一転してハワイの自然の豊かさに驚かされました。
突き抜ける様な空の蒼さと心地良い風、見たことないのような色の海は忘れられません。
特にオアフ島のビーチでお気に入りだったのはワイマナロビーチです。
ワイキキから車で1時間半くらいの場所にありますが、観光客はほとんど居ませんし海がほんとうに美しいです。
誰も居ないワイマナロビーチで力を抜いて海に浮かんでいた時に自然に溶け込んでいくような感覚になりました。
そして自分が悩んでることがいかに小さくて大事なことはなんなのか考えがどんどんシンプルになっていった気がします。
ハワイアンが海を大切にしていた理由が少しわかった気がしました。
ハワイはリラックスしたイメージが強かったです義理の兄の誘いでロードレーサーで60km走るというチャレンジもしました。
最初は自転車なんて余裕だと思っていましたが全く乗り方が違くて恐る恐る慣れるまで時間がかかります。
しかし慣れると周りの風景や天候を楽しむ余裕がでてきます。
走行中、大雨が降ってきたのですが本来嫌なはずなのに土砂降りの中自転車で走るのは何か洗い流されるような感じがして子供のころようにはしゃぎました。
ロードレーサーはお尻や手が痛くなるので休みながら走っていましたが途中で休憩したスムージー農園やエビの養殖場など料理や飲み物がとても美味しかったです。
特にスムージーはものすごく濃厚でもう一度飲みたいと思っています。
リラックスしたハワイも良いですがアクティブなハワイも何か日本に帰って新しく始められそうな、そんなパワーをもらった気がしました。
楽しい思い出がほとんどなのですが苦い思い出もあります。
ハワイの海が大好きで毎週泳いでいましたがクラゲに刺されてから以前の様に思いっきり海に入るのが怖くなってしまいました。
日本のクラゲのように皮膚だけ腫れるものではなく身体が麻痺したようになり呼吸することも難しいような感じでした。
なので海に入る時はクラゲ注意のアナウンスがされているか、またはラッシュガードを着て泳ぐことをオススメします。
本当に色々なことを経験させてくれる島でしたが人生で悩んでいた時期にハワイに行ったことは大正解だったと思います。
もし悩んでいたり考えが混雑しているならば是非ハワイに行ってリラックスしてほしいです、そしてそんな人を呼んでくれる島だと思います。