2017年の9月の下旬から10月の初旬にかけてイスタンブールとブルガリアに行き、メインはブルガリアでレンタカーを借りて初ヨーロッパ、しかもブルガリアを1周、10日間の旅行を夫婦で楽しんだことです。
実はこの企画アニバーサリーで結婚12周年ということもあり、これまでしたことがないことをしたいと思っていました。
ヨーロッパに憧れがあったのですが、物価の高さがどうしても壁となっていたことと、ツアーはあまり好きではないので、個人旅行でとなると物価の低い東欧ブルガリア、食事がおいしいという評判も気に入りました。
ブルガスでレンタカーを9日間借りWiFiをつけてもらって1万円以下という安さ、そして最初に向かったのがネセバルの世界遺産で島全体が教会だらけなのですが、独特のデザインと黒海沿いのロケーション、遺跡大好きの私たちにはかなり刺激的なものばかりでした。
きれいに整備された街並みが見事であり、廃墟な教会もまた見応え十分、入り口の風車がランドマークでかわいい感じがなんとも素敵なのです。メメメΣ(●´д`●)メチャカワァー
その次の見どころはべリコタルノボでここでは大きな城塞と中世の首都として栄えた街並み、急斜面に建ち並ぶ風景がどこにシャッターを構えても絵になります。
そこから少し走ったアルバナシもまた風情があって癒される空間でした。
その後はブルガリアの首都であるソフィアに入り、そこで2泊滞在市内の食べ歩き無料の現地ツアーに参加したり旧ソ連時代の建物、そして地下鉄の駅の中にある遺跡など、とにかくブルガリアは歴史が長く、遺跡の宝庫でした。
そして今回の旅行のメインの1つでもあったもう1つの世界遺産であるリラの修道院に朝一で車を走らせ、そこに向かうと10時くらいでもそれなりに観光客がいて写真を撮影していました。
この日は快晴であり、その修道院のデザインと背景の山、すべてが美しく傑作でした。その全体のバランスと独特の配色はブルガリアのセンスの良さを感じた瞬間でもありました。
その後は東ヨーロッパ随一のスキーリゾート地のバンスコそしてブルガリア第2の都市プロブディフを回ることができたのですが、プロブディフでは古代ローマ時代よりも前の遺跡、そしてローマ時代のシアター、その後の建物と歴史が混同しており、それがほどよく残されて綺麗に観光地化されている素敵な街並みでした。
ブルガリアは最貧国と言われていますが、白人社会であり、きれいな自然とワイン、そしてヨーグルト大国であり、交通のマナーはいいし、人は優しいし、食事はおいしいし安い、ヨーグルトは50円から60円くらいで300mlほど入っているし、ワインは安いものであれば150円くらいからあるし、そこそこおいしいのです。
どこに行ってもアパートメントタイプの宿で宿泊したのですが、すべて部屋にはキッチンが備えてあり、調理道具が揃っているので、地元のスーパーマーケットに買い出しに行き、おいしい肉とボリュームあるチーズ、そしてヨーグルトに果物と野菜を購入して自炊を楽しみました。
これもまた特別な体験であり、ブルガリアの生活を味わい知る機会となりました。安易にホテルを利用せずに地元の良さや生活のスタイル、そして宿のオーナーと親しくなる機会にも恵まれました。
とっても人に優しくて治安は安定しているし、何よりも自然がきれいで雄大で世界遺産の歴史のある国それがブルガリアであり、すべてが素敵な思い出になったのは間違いありません。
トータルで費用は夫婦で20万円ほどであり、チケットが往復で格安の11万円くらいだったということもあり、格安な旅で忘れることのできないアニバーサリーになりました。