私は、去年の六月に妻と新婚旅行でロシアに行きました。旅行は5泊6日で添乗員付きのツアーで、費用は一人17万円ほどでした。具体的にはモスクワとサンクトペテルブルクを訪問しました。
成田空港からモスクワまでは約11時間のフライトで、午前11時頃に出発したのに、現地に着くころには午後10時をまわっていました。しかし、驚いたことにこの時間になってもモスクワはまだ明るく、人々は活発に活動していました。気候は日本の6月とほぼ同じで少し暑かったですが、特に問題なく過ごせました。
私たちは、モスクワの市内をバスで移動し、モスクワの赤の広場を目指しました。モスクワの市内は、ソ連時代の名残が色濃く残っていて当時の歴史に興味があった私にとってとても新鮮で魅力的に見えました。
特にソ連崩壊後殆ど残っていないと言われているレーニン像やガガーリン像をバスから見ることができとても感動しました。
赤の広場に着くと、世界各国から沢山の観光客が来ていました。一昔前はヨーロッパからの観光客が多かったそうですが、最近は中国からの観光客が増えているそうです。この広場で歴代の指導者が演説し、記念パレードなどをしていたのかと思うと不思議な気持ちになりました。
赤の広場からクレムリンに移動すると、中には教会や武器庫、大統領邸がありました。どれも重厚な造りで圧倒されました。
写真はツァーリ・プーシュカ(「大砲の皇帝」の意)
クレムリンを出ると、グム百貨店で自由行動になりました。私達は、店内の有料トイレを使ってみました。
トイレは大理石が敷き詰められた豪華な造りをしていて用を足すのが勿体ないくらいでした。
翌日からサンクトペテルブルクに移動し、数日間観光しました。サンクトペテルブルクの街には、モスクワとは違い旧共産圏の都市としては珍しく、綺麗な装飾品で飾られた建物が並んでいました。
私達は、ヨーロッパやアジアの美術品や絵画を展示しているエルミタージュ美術館を見学しました。
館内は勝手に行動すると迷子になってしまいそうなほど広く、1日では見きれないほどの作品が展示されていました。
ツアーのスケジュールの関係で数時間しか見れなかったのが残念でした。
また、市街地から少し離れたところにあるエカテリーナ宮殿にも行きました。
エカテリーナ宮殿の内部は、筆舌には尽くせないほど絢爛豪華で、特に「琥珀の間」という部屋全体が琥珀で敷き詰められた部屋は圧巻でした。 え━━━(゚o゚〃)━━━!!!
ロシア滞在中、食事は専らレストランを利用しました。
印象的だったのはやはり赤かぶをふんだんに使ったボルシチとライ麦パンです。ただ、味はどこも特別美味しいわけではなく、可もなく不可もなくといった感じでした。
ロシアにいて気づいたことは、ロシア人は殆ど英語がはなせないとうことです。
サンクトペテルブルクの街を散策した際(アイキャッチ画像はスパース・ナ・クラヴィー大聖堂別名血の上の救世主協会)、道を聞いたり、お勧めのお土産を聞くために現地人と話しましたが、まるでだめでした。
もし、ロシアに旅行を行こうと考えている人は、事前にある程度ロシア語を勉強した方が良いかもしれません。