「AKB選抜総選挙」の必要性

calendar

reload

「AKB選抜総選挙」の必要性

毎年恒例になっている「AKB選抜総選挙」が今年も行われました。
今回で第10回目の開催となり、芸能ニュースでも大々的に取り上げられる定番行事となってきました。

ファンによるアイドルの人気投票で、アイドルにとっては上位にランキングすれば選抜メンバーに選ばれる重要な選挙です。
今年はナゴヤドームでの開催で、名古屋を拠点に置くSKE48のメンバーが1位と2位になりました。

ファンも自分の好きなアイドルがランキングに入れるように必死になって活動し、中には大金を投じる人もいるようです。
サイクルの早い芸能界において、このイベントが10年も続いているということは、それだけ目玉になるイベントであり運営にとってもメリットの大きいものなのでしょう。

しかしこういったイベントを行うにあたって、アイドルとファンの負担の大きさを考えると、イベント自体の方法も再考してみる必要があるのではないかと考えます。
アイドル自身にとっては「票数」という目に見えた形で自分の順位がわかるのが総選挙です。その精神的なプレッシャーは非常に大きなものでしょう。

運営がどこまでそのプレッシャーを緩和する措置をとっているのかわかりませんが、順位を付けられるという重荷について理解してあげる必要があるのは当然のことです。
ましてや10代の若い女の子にとって、プレッシャーを覚悟の上で芸能界に入ったとはいっても、精神的にはとても辛いでしょう。

もちろんランキングに入らなかったり順位が下位だからといって、人気がないということではありません。しかし単なるイベントとして考えるのならともかく、それを自分自身の評価のバロメーターとして考えてしまうなら、アイドル自身にとって大変苦痛の多いイベントということになります。またそれはファンにとっても同じです。

この選挙は誰でも投票できるわけではなく、投票するためにはお金が必要です。もちろんファン自体が楽しんでいるのなら問題ありませんが、このことによって金銭的な負担を感じているのであれば、それもまた人によっては苦痛のあるイベントということになります。

好きな人のためには多少無理をしてでも何とかしてあげたいと思うのは人情ですが、その心理を利用しているようなこの種のイベントに疑問を持つ人も多いはずです。
アイドル自身もファンにお金を使わせることに引け目を感じている人もいるようですが、もちろんアイドル自身に責任はなく、この企画を計画した運営が考えるべきことです。

そして何より上位に入るアイドルは実に多くの票数を獲得していますが、下位の順位だと票数が少ないため、どうしてこれほどの票差が生まれるのか大変悩むと思います。
ファンもアイドルも両方が幸せになれるイベントなら大いにいいのですが、そのためには何が必要かを運営をはじめ責任者はさらに考えていく必要があると思います。



この記事をシェアする