桂歌丸師匠の訃報を聞いて思った事

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7月2日に、落語家の桂歌丸さんが亡くなられたというニュースがいっせいにテレビやインターネット上のポータルサイトに配信されました。ご高齢でしたし、以前から肺の病気を患っていらっしゃったため、特別な驚きはありませんでした。とうとう亡くなられたという気持ちを抱きました。

私は若い頃から笑点という番組が好きで、先代の三遊亭円楽師匠が司会を務めていた頃の笑点がとても大好きでした。とくに、先代の円楽師匠と桂歌丸師匠、そして当代の円楽師匠(当時の楽太郎)による毒舌なやりとりや、巧妙洒脱なやりとりは視聴者である私を楽しませてくれました。

このため、先代の三遊亭円楽師匠が笑点の司会を引退されて、数年後に亡くなられたときも残念に思いましたし、今回の歌丸師匠の死去についても大変残念に思っています。

ただし、ひとつ気になったことは、歌丸師匠の晩年の長年にわたる闘病生活の原因となったものが、数10年にわたる喫煙習慣にあったということです。すでに厚生労働省のホームページには、喫煙習慣が肺がんなどの重篤な病気を発症する要因となると、はっきり明記されています。つまり、政府が「煙草は人体に有害である」と言明しているのです。

にもかかわらず、歌丸師匠が喫煙習慣を続けたことは、残念でなりません。報道によると、歌丸師匠は10年前に肺の病気を発病するまでは、1日50本も煙草を吸っていたそうです。これだけ大量の煙草を毎日吸っていれば、肺の病気に罹患する確率は高くなると思います。

しかも、インターネットの検索サイトなどで調べてみると、煙草の吸いすぎを要因として肺の病気に罹患すると、長年にわたって闘病生活を続けるケースが多いと記載されています。

具体的にはCOPDが挙げられます。COPDは、慢性閉そく性肺疾患と呼ばれ、肺が持続的な炎症を起こし、呼吸機能が低下する病気です。歌丸師匠はこの病気にも罹患していたと言われています。

高齢者になってからCOPDを発症し、それから10年近く呼吸機能の低下に苦しんだ結果、この世を去らねばならないわけですから、やはり煙草という存在は有害であると断言できます。

私は、歌丸師匠の訃報に接し、あらためて煙草の有害性を認識した次第です。そして、今後、政府はもっと煙草対策を厳しくすべきだと考えます。肺の病気に罹患する人を減らすことが重要だと思った次第です。

 



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