ワールドカップで日本代表が躍進した背景

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サッカーワールドカップのロシア大会は、日本代表の活躍ぶりに注目が集まりました。
大会前の事前の予想では、決勝トーナメントに進むことは難しいと思われており、グループリーグ全敗を予想する人も多くいました。

ワールドカップ前は大会への世間的な関心も低調で、日本代表に対する期待はあまり大きなものではありませんでした。
大会前の国際親善試合の成績が思わしくなく、突然の監督解任がありました。

また今回大会の日本代表に選ばれた中心選手はベテランが多く、過去の大会と思ったほど変わらない顔ぶれに失望感を抱いたファンも多かったのです。
ところが大会に入ると、はるかに実力が上回ると思われていたコロンビア相手に初戦で勝利し、にわかに期待感が高まってきました。

結果的にグループリーグを突破し、日本としてはワールドカップ史上3回目になる決勝トーナメント進出を果たしました。

グループリーグの最終戦であるポーランド戦は、日本チームの時間稼ぎのボール回しに批判が集まり、決勝トーナメント進出の喜びは少しかき消されてしまった感がありました。
しかし決勝トーナメントの初戦で、今回大会の優勝候補であるベルギーを敗退寸前にまで追い込む健闘を見せました。

結果的に敗れはしたものの、日本代表の実力について世界的な評価も非常に高まりました。

それにしても、なぜここまで事前の予想とは違って、日本代表は善戦を果たすことができたのでしょうか。

まず、監督交代が大きな要因として挙げられます。
前のハリルホリッジ監督が悪いという意味ではなく、ワールドカップを迎えるに当たってのチームの雰囲気がハリルホジッチ監督ではうまくいかなかったという見方ができます。

当初は直前の監督交代劇に批判が集まりましたが、結果的には日本人監督を起用することによってチーム内の風通しがよくなり、選手が気持ちよくプレーできたということが様々なニュースから伺い知ることができます。

そして、前々回の南アフリカ大会や前回のブラジル大会に出場した選手が、今回のロシア大会にも主要メンバーとして入ったことも大きな要因です。
ワールドカップという大舞台の経験値が、今回活かされたと考えられます。

「おっさんジャパン」などと揶揄されましたが、実際はそのことが今回の躍進に大きくつながったと思われます。
サッカー協会の監督交代の決断も、今となっては評価されていいものです。

またそういった日本代表選手を選び、チーム全体としての潜在能力を十分に発揮させた監督の手腕も大きく評価されるべきものです。



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