中国の対米貿易黒字が増加

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中国の対米貿易黒字が増加

最近配信されたニュースによると、今年上半期における中国の対米貿易黒字が、前年同期比で約14%増加したそうです。日本円に換算すると、約15兆円に達したようです。

すでに、アメリカと中国の間では貿易戦争が始まっており、互いに輸入品目を指定して、高い関税をかけ始めています。ただし、アメリカが中国から輸入している金額のほうが、中国がアメリカから輸入している金額を圧倒しているため、単純に計算すれば、貿易戦争においてはアメリカが中国に対して勝利をおさめる公算が高くなっています。

大勢いる専門家と称する人々が懸念していることは、アメリカと中国がそれぞれの輸入品目について高い関税をかけることによって、世界の物流が停滞し、世界経済が不況に突入してしまうのではないかという点にあります。

しかし、それでもアメリカは中国に対して、貿易戦争を止めることはないと予想できます。理由は、今回アメリカが貿易戦争を開始した動機が、軍事的な要因にあると思われるためです。

具体的な品目は、半導体です。いま中国は半導体開発技術のレベルアップに取り組んでおり、外国に対しても積極的に輸出しようと試みています。半導体技術が向上しているおかげで、パソコンの性能が向上したり、自動車を運転するうえで快適さが向上していることは、いまや明白となっています。

一方、半導体技術はいまや、軍事技術の中核となっています。現代の戦争は、兵隊が相手の陣地を奪うことによって勝利を手にするのではありません。長距離弾道ミサイルを発射し、しかもコンピュータによって狙った建物に直接ミサイルをぶつけることによって攻撃対象を破壊することを可能としています。

そして、このような攻撃を何度も繰り返すことによって、自分の国の軍隊の兵士の命を落とすことなく、敵国の陣地を奪い取ることができ、戦争に勝利することが可能となるのです。
このため戦争を遂行するにあたってコンピュータは中核に位置します。そして、コンピュータの心臓部分に位置するものが半導体技術というわけです。

アメリカ政府は、いまのうちに中国政府の半導体技術をつぶしたいと考えているのだと思います。そのために中国の国力を弱体化させることを目的として、貿易戦争を仕掛けていると考えられます。

もちろん、貿易戦争が拡大していけば、アメリカ経済だけでなく世界経済全体が打撃を受け、不況に突入するわけですが、それでもアメリカとしては、世界における軍事的優位を保つことを優先させるため貿易戦争を続行させると思うのです。

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