サッカーレベルの底上げについて

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サッカーレベルの底上げについて

サッカーW杯において、日本代表が下馬評を覆し決勝トーナメントに進出し、優勝候補とも言われていたベルギーを相手に善戦をしたニュースは記憶に新しいと思います。

また、今大会はジャイアントキリング(番狂わせ)が目立った大会でもありました。我らが日本代表がコロンビア代表に勝利したことは、サッカーファンだけでなく多くの方の記憶に残ったことでしょう。

そして、競合アルゼンチンと引き分けたアイスランド、前回大会覇者のドイツに勝利したメキシコや韓国、ブラジルと引き分けたスイスなど、今まで”強豪国”と呼ばれていなかった国が善戦するという試合が数多く見受けられました。ベルギーに善戦した日本もその一つと言っても良いでしょう。

なぜ今まで強豪国と呼ばれていなかった国が、強豪国相手に善戦ができるようになったのでしょうか。日本を例に考えてみたいと思います。

暮れから新年にかけて行われる、全国高校サッカー選手権大会というものがあります。一昔前では、サッカー王国と呼ばれた静岡や鹿児島、千葉、福岡などと言った県の強豪校が優勝するということが多かったのです。

しかし、ここ最近では、一昔前の強豪校と呼ばれた高校の優勝だけでなく、今まで無名であった高校が優勝するというケースが目立ってきました。これは、全国的に高校サッカーレベルの底上げが行われた結果ではないでしょうか。

U-18サッカープレミアリーグと呼ばれる、Jリーグのユースチームや通常の高校のチームが混ざり合い、シーズンを通して対戦するリーグがあります。Jリーグというプロの下部組織とも対戦を行うことで、高校サッカーのレベルも間違いなく上がりますし、ある地域の高校のみ、といった偏ったレベルの上がり方もしないでしょう。

また、昔と違い今はネット社会です。昔は、優秀な指導者が居る地域のみ高度なサッカー技術の習得方法やトレーニング方法が存在していたかもしれません。今では、良い方法があれば全国に一気に広まり、指導者の目にもとまります。高度な技術がある地域に留まっている、ということが無くなったのではないでしょうか。

こういった要素もあり、全国的にサッカーレベルの底上げがなされ、今まで無名校であった所も強豪校相手に善戦ができるようになったのではないかと考えられます。全国的にサッカーレベルの底上げがされれば、ひいては国の代表のサッカーレベルも必然的に上がるでしょう。

日本を例にしましたが、どこの国の代表にも似たようなことは言えるのではないでしょうか。今は、強豪国と呼ばれていない国にも、ヨーロッパのビッグクラブで活躍している選手が在籍していることはザラにあります。間違いなく、強豪国ではなかった国のサッカーレベルも上がっており、強豪国との差が縮んで善戦ができたと言えるでしょう。



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