韓国との「慰安婦問題」と其の経過、そして日本外交は、

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韓国との「慰安婦問題」と其の経過、そして日本外交は、

先般、米朝首脳会談が行われ、報道やニュースも大きく報じられました。 所謂、日本は其れに伴ってアジア地域、特に東南アジアの北朝鮮をはじめ中国、それに韓国を含めて雪解けムードを期待しましたが、今のところは其れらしい雰囲気はなく、かえってそれ以降も日本においては不安要素は払拭されていません。

特に、北朝鮮との日本人拉致問題においては北朝鮮は「既に、終わった問題」として取り合わない様子ですし、又、韓国では政権が変わってからは反日運動が再び盛んで、先般行った安部総理と結んだ「慰安婦問題は不可逆的に解決した」、とされているのが、再び蒸し返してきたのです。

さて、其の「慰安婦問題」ですが、現在では日本と韓国の関係はかつてのように冷え込んでいるとされています。 勿論、混迷の色を濃くしている理由の一つが、慰安婦問題をめぐる両国の溝です。 この問題は既に、1990年代初めにはクローズアップされ、元慰安婦が名乗り出たのをきっかけにもなって、議論や研究が進みました。

これにより日本が戦争の時代に、軍の関与の下でアジア各地に慰安所が作られ、女性の尊厳と名誉が深く傷つけられた実態が次第に明らかになったとされています。
ただ、この中に○日新聞や吉田証言によって“強制連行あった”とされるが、その誤報がきっかけとなって、某新聞は次第に論点をすり替えて「広義の強制連行」と言い出した、すなわち、「業者が騙して連れていったりしたケースも広い意味で強制連行だ」と言い出したのもたしかです。

慰安婦問題が国際問題化し、尚且つ、国内では政治問題化する中で、安倍政権は河野談話の作成過程を検証し報告書を発表しました。 一部の論壇やネット上には、「慰安婦問題は○日新聞の捏造(ねつぞう)だ」ととする論調と批判が起きていたのです。
そして、近年になって某新聞は、誤報であることを発表し、陳謝したのです。 しかし、国際問題化している慰安婦問題については、既に別次元の問題として、尚、根を張り続けているのも確かです。

そして、余りに執拗な韓国側の意思に業を煮やした日本側では、先の日韓首脳会談で安倍総理は、「慰安婦合意は最終的解決の合意」つまり、この問題については再び蒸し返す事の無い様にと日本政府は10億円を拠出し、「不可逆的合意」を成し遂げ解決したはずでした。

しかし、韓国の政権が交代した事によって、この問題は再び蒸し返されているのです。 つまり、再び慰安婦については「再交渉」をすべきだとか、戴いた10億円は韓国政府が出した事にして、保留状態か或いは日本に返還すべき、との論調も有るのです。

日本という国はこの様な、北朝鮮との「拉致問題」や韓国との「慰安婦問題や竹島の領土問題」、それに、中国との「尖閣諸島」の問題、更には北においてはロシアとの「北方領土の返還問題」、などなど、外交的な課題が山積していますが、どれ一つとして解決の見通しが無いのは残念な事に思います。 此れは、煎じ詰めれば日本の国力の問題にも繋がってきます。「外交とは国力が有って始めて達成されるもの」ということを、改めて認識しなければならない状態になっているようにも思います。



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