南北首脳会談の意味

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今年3回目の南北首脳会談だが、当事者の浮かれぶりはともかく、日本では1面トップニュースにはなっていないし、国民の関心も低いです。

なぜなら、この会談は北朝鮮の金正恩が韓国の文在寅を米国に対するパシリに使おうという意図が明白だからだと感じます。

6月12日の米朝首脳会談でトランプが北朝鮮の非核化についてきちんと詰めておかなかったのが原因なのですが、案の定その後の動きは完全に北朝鮮ペースとなっています。こんなことでは10年経っても北朝鮮から核・ミサイルが撤廃されることはないでしょうね。

それどころか、北朝鮮が日本向けの中距離核ミサイルを保有したまま韓国との統一国家ないしは連邦制に移行する可能性もでてきました。その時主導権を握るのは間違いなく金正恩だと思います。韓国は共産化ないしはそれに準じた国になりかねないです。

そして、韓国側は今回の会談での成果は金正恩委員長が早い時期のソウル訪問を約束したことだとしています。一回目の「板門店宣言」同様に今回の「平壌宣言」にも批判的な立場の野党第一党の自由韓国党も「金正恩ソウル訪問」の確約を取ったことだけは評価していました。

本来ならば、文在寅大統領が先に平壌を訪れるのではなく、金正日総書記の後継者である金正恩委員長がソウルを訪問し、首脳会談を行うのが礼儀なのですが、11年ぶりに開かれた今年4月の板門店での首脳会談が、軍事境界線上にある板門店の韓国側エリアで実現したことで「次は韓国の番」として文大統領は北朝鮮側の招請を受け、「今秋の訪朝」を約束したようです。

しかし、6月に今年2回目の首脳会談が今度は文大統領が軍境界線を越え、板門店の北朝鮮側内で行っているのでやはり順番からすれば、今年3度目の首脳会談は金委員長がソウルを訪問して行われるのが筋であると思うのですが・・。

さらにおかしいことがあります。「金正恩訪韓」を韓国側が歓迎しているのに北朝鮮が反対していることです。金委員長の周囲が反対する理由は明かにされていませんが、考えられる理由としてはやはり警護の問題なのでしょう。

韓国は反共国家である。共産主義、社会主義の標榜は法律で禁じられています。韓国内には滅共統一を叫ぶ反共主義者や反北主義者らが大勢います。朝鮮戦争の犠牲者や退役軍人、その遺族の中には「復讐心」を抱いている者も相当数います。

北朝鮮に風船ビラを飛ばしている団体にみられるように「打倒金正恩体制」を叫ぶ北朝鮮から逃げてきた脱北者らは3万人以上いると言われています。

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警護上の問題から周囲が反対する理由はわからないわけではない。父親と異なり金委員長は早ければ「年内にも訪韓する」(文大統領)ようだが、訪韓が実現すれば、南北関係改善に向けた金委員長の決断が本物であることが証明されるでしょう。

今回の会談は事実上南北による終戦宣言であり、このことは米韓同盟関係に影響を及ぼすものでしょう。またこの会談は北朝鮮から核・ミサイルが撤廃されることにつながるものではないということです。

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