市町村の名前を変えるって、どうなんだろう

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兵庫県篠山市では、「丹波篠山市」への市名変更の賛否を問う住民投票と、市名変更の是非を問うために前市長が辞職をして、空席となった市長選挙が行われました。

結果は、市名変更を推進してきた前市長が当選し、また、市名変更については賛成多数という結果になったとのニュースが報道されました。  大都市を除く地方都市においては、ふるさと納税もしかり、ゆるキャラ騒動もしかり、ですが、地方の税収をアップしたい、地方を有名にしたい、町おこしがしたい、さまざまな思いがあって、いろいろな取り組みをしています。そのかいあって、地方が活性化したという実績も耳にします。

 今回の、丹波篠山市への改名についても、丹波の黒大豆などの特産品の産地だと分かりやすくするために、農家や経済団体が熱望をして、この市名変更が検討されることになったと聞いています。

 たしかに、篠山市の特産物が、丹波の黒大豆であるということは、私が単に無知だったのかもしれませんけど、知りませんでした。丹波の黒大豆自体は知っていましたし、実際に、お正月の黒豆を炊くときにも、丹波の黒豆だわ、高級品だわ、といった思いで、お料理をしていました。

ですが、丹波地方というのは、兵庫県にある、くらいの認識はありましたけど、丹波地方のなかに、篠山市があって、その篠山市が産地という認識は全くありませんでした。  こういったことを考えると、農家や経済団体が、「丹波篠山市」に改名を、というのは理解できないわけではありません。

 ですが、その一方で、道の駅や、JRの駅名を変えるっていうものではないんだから、とも思います。道の駅やJRの駅などは、どういった観光名所があるところなのか、ということがわかるような駅名であってもよいでしょうし、駅名を新しくする、ということだって、よいのではないかと思います。

 ですが、そのようなものと、自治体とはレベルが違うように思います。やはり、自治体となると、もっと厳粛なもののように思えます。加えて、丹波地方というのは篠山市だけではなく、周辺地域も含まれていると思われ、「丹波篠山市」となった場合、「丹波」が付かない周辺自治体で作成された、丹波の黒大豆はどうなるんだろうか、という問題も出てくるのではないかと思います。

「丹波篠山市」だけの、丹波の黒大豆ではないのですから。ましてや、周辺自治体は、篠山市が「丹波篠山市」に名前変更をするということに対して、反対票を投じることはできないわけですし。だったら、周辺自治体も、丹波〇〇市と名前を変えればいいじゃない、というものでもないとも思いますし。

 たしかに、住んでいる住民の方による、住民投票で決めるというのは、法的にも、道義的にも正しいのかもしれませんけど、少々、市町村の名前を、このような意図で変えるって、どうなんだろう、と思いました。

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