市立中教諭過労死というニュース

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またこうした過労による問題がでてきてしまった。諸外国から見て日本の過労死というのは、もはや異質に見えるのではないだろうか。

100年以上前にイギリスで同様の事が起きているが、取り分けイギリスは議会闘争の結果労働基準法を作っている。社会主義が労働者を導いているという認識の人が強いが、実は現在の労働組合や労働共済など、労働者になにかあった時共に助け合う制度のような仕組みは、イギリスのギルドという労働者どうしの助けあいから始まった制度が、今につながっているのである。

日本は労働者がこうした過労によって死に至るという状況を、高橋まつりさんの事も、ニュースになった時には関心をもつがそのまま忘れさられてしまっている。

今回の件は教師の職場環境の改善が全くなされていない現状を露呈している。サービス業の一環として勘違いしている父兄も多く、無理難題をふっかける現状は異様である。

たとえばフィンランドでは教師は憧れの職種の一つである。勤務は日本のようによる遅くになる事もなく、早い人であれば午後三時には家について、家庭の事をしたりするのだ。

又、補習を依頼する子供がいれば、おやつを与え、教師がその賃金をもらって補習にあたる。これがフィンランドの教師の働き方なのである。

フィンランドは従って、塾のようなものではなく教師がこれにあたるという事が、憲法によっても決められた事である。

日本の労働環境が改善しない理由は一つで、今回の高橋まつりさんの件でも、一度も労働者側の公聴会を開く事がなく、経団連の意見だけで法案が可決されてしまったことである。

なぜ死に至ってしまったのか?という総括が出来ない。あるいは資本家の言い分を丸呑みしたい政府の意向がみえみえで、これを平等に議論している民主主義だなんて誰もが理解する訳がありません。

今般労働基準監督官が100人増員されたとしているが、これは県単位で2人程度で、一つの県にはたくさんの労働基準監督局があるので、つまりは増員できない場所の方が多い筈である。100人という数だけが独り歩きし、実際はとても改善する余地としては少ないという事を、マスコミを通じて正直に議論すべきではないでしょうか。

弱者が意見を言えない環境は、最終的には制度や国家の騒乱につながるという事は、長い歴史で様々な国で起きている話ではないだろうか。

戦争でもないのに、労働を提供しただけで死に至る。もっと真剣に問題を考えるべきです。

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