「海賊と呼ばれた男」は愛国心に燃えた本です

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今日お勧めしたい本「海賊と呼ばれた男」は、百田尚樹氏の書き下ろし歴史経済小説で、敗戦直後の惨憺たる日常から始まることになる。 

当時は異端とされた石油会社の「国岡商店」を率いる社長の国岡鐵造は、戦争のために何もかもが失うことになるし、残ったものは借金のみとなった。 

しかし、社長の国岡は、「お前ら、ひとりたりとも首にはせん」と言い、その上、大手の同業者(石油会社)からは排斥されていて売りに出す石油もない。

此のような苦難の国岡商店は、社員達ひとりたりとも解雇はせずに、旧海軍の僅かに残されている残油等を泥んこ(油まみれ)になりながら掘り出し、商ないをしながら浚いで逞しく再生していくのである。

主人公の国岡鐡造は出光興産の創業者出光佐三をモデルとしていて、国岡鐡造の一生と、出光興産をモデルにした国岡商店が大企業にまで成長する過程が描かれている。

終戦の際に奇跡的に焼け残った国岡商店において国岡鐡造は言った。「戦争が負けたからと言って愚痴を言うのはやめよ、日本が戦争に負け石油を巡る戦いに敗れた。 

しかし、全ての物を失おうとも優秀で賢い日本人がいる限り、この国は絶対に再度立ち上がる。

今後こそこの国が復活するためには石油が絶対に必要になる。だからこそ我々が懸命に働かなければならない・・!」。

国岡鐡造は社員に向かって「国のために働け、将来の日本国の為になる事をしろ」と言い、人を愛すことは信頼すること、そして、会社は定年なし、出勤記録無し、更に解雇なしという条件をつける。

鐵造は飽くまでも理想向かって突き進むのみ、そして、彼を慕う社員たちは火の玉になって仕事をこなす。

其れは、戦後の日本そのものを見るようだ。

時代は丁度多方面に渡り変換や改革の時期でも有った。 主要燃料も又石炭だった時代から、いよいよ同じ地下資源でも石油にかわりつつあり、其れに気がついて石油業に専念、邁進してきたのが国岡鐡造であった。

戦後、規制によって石油の販売ができない時期は、ラジオの修理などあらゆる業種に手を出しながら仕事を見出していく店員達であったが、鐡造は社員たちを鼓舞し、そして誰にも屈することなく独自の経営哲学とその行動力により、石油販売網を拡大していくことになる。

「海賊と呼ばれた男」は、作家・百田尚樹氏が2012年に発行し、2016年の12月をには映画化もされた。 

映画の監督は山崎貴、主演は岡田准一と「永遠の0」チームが再集結である。

作家の百田尚樹といえばNHKの経営委員にもなった男で、日本国を愛する余り放言で追放されてしまった経緯があり、彼の愛国心に燃えた書物に「大放言」や、「カエルの楽園」、そして「海賊と呼ばれた男」がある。

そして2013年には第10回本屋大賞を受賞しているし、上下巻で実に400万部以上を売り上げたという大ベストセラーにもなっています。

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