くら寿司不適切動画問題を考える

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くら寿司不適切動画問題を考える

先般、くら寿司アルバイトの社員がSNSでゴミ箱に廃棄した食材を戻したり、食材を床にこすりつけたりといった動画がSNSにアップされ大きなニュースとなりました。

以前にも似たような動画がWEB上にアップされたケースがありました。一旦はなくなったようにも思えましたが、実はずっと延々続いていたのです。

ゴミ箱に一旦廃棄したり、床にこすりつけたりした食材がお客さんに提供されるなんて大人の人はとても考えも及ばないのですが、これをやるのはアルバイト店員なのです。

こんなことをされてお客さんが食中毒になったら店舗の閉店だけにとどまらず、企業の存続にまで影響します。そんなことはアルバイト定員は全く考えていないでしょう。

それは、彼らは単なるアルバイトであって、メインは学生なのです。アルバイトでトラブルを起こしても社会的な制裁は受けない、辞めればいいという考えが根本にあるからでしょう。

しかし、アルバイト社員だけが原因なのでしょうか。本当の原因はまだ他にあるのではないでしょうかと思います。

それは現在の働き方にもありますし、労働者の変化でもあるのでしょう。

以前でしたら、食材を調理することは社員でなくても行いましたが、それなりの知識、経験、教育を有した人が行っていました。

もちろん、社員であったりしてそれなりの待遇を受けてはいました。しかし、現在の外食チェーンを中心とした店舗において食材の調理をする人は若干の教育は受けてはいますが、深く学んではいません。

チェーンはいかに簡単に早く調理できるようにメニューを考え、調理方法を考案し設備投資しているからです。そこには人への投資はありません。人の教育が一番投資費用がかかり、時間がかかるからです。

簡単に出来るようになった調理システムは教育を受けた社員が行う必要はなく、アルバイトでも出来るようになっていきました。

しかし、調理はアルバイトで出来ても衛生面など、食品を扱うお店において何が大切なのかは理解できていないのです。というよりも教育されていないのです。

企業は利益を上げるために設備投資をして人材に対する投資を行ってきませんでした。

正社員を減らし、人を教えることをなくし、設備、システムばかりに投資してきました。それが今回のトラブルの深い原因のひとつでしょう。しかし、だれもそれにメスを入れることは出来ません。

大企業になればなるほど、そうでしょう。企業を動かすのは人です。どんな設備が良くても人が育たなくては企業は成長しません。

今回のトラブルは一旦は収束するかもしれませんが根本の問題は棚上げでしょう。そして、また新たなトラブルが発生するでしょう。きっと、その時はその企業自体の存続に影響するでしょう。

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