「上京したものの・・・」

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「上京したものの・・・」

   こんにちは。これは僕が高校卒業後に、上京(東京へ)して体験した壮絶な貧乏体験です。今の状況からすると今は天国かもしれません。(笑)

 高校を卒業して、「何かやりたい!」という根拠のない自信から親の反対を押し切り上京しました。

 すぐに仕事を見つけて、生活を始めました。最初の頃は「何だ!東京なんて楽勝だぜ!」なんてたかを括っていました。

 ところが仕事先が倒産してしまい、求人情報誌やハローワーク等に頼るものの仕事へ辿り着くことが中々出来ませんでした。

 そうしているうちに、家賃や公共料金。携帯代。その他、生活費に追われる事になってしまいました。

 しかも住んでいる場所が東京のど真ん中の、新宿歌舞伎町。流石に家賃滞納はヤバいと思い何とか家賃は払いました。こうなってくると公共料金や携帯代が危うくなってきます。

 遂に携帯も止まり、電気も止まってしまいました。しかしながら、電気が止まってしまうと何もできないことが、生まれて初めて知りました。

 例えば、携帯の充電も出来ない。パソコンの充電も出来ない。冷蔵庫も稼働出来ない。洗濯機も動かせない・・・昼はいいのかもしれないが、夜が怖い。

 そして、電気のない生活をしていると「心が荒んで」くるのです。本当にここまで惨めな生活を経験するとは思いませんでした。

 ここで「水でも飲もう」と思い、コップに水をやろうとしたら今度は水が止まっていました。

 「俺に死ねってことか・・・」と本当にそう思いました。ポストを見てみれば携帯代の催促状と今度はガスを止めますという通知。頭がおかしくなりそうでした。

 正直申しまして、自分は結構裕福な家庭で育ちました。ここまでの極限状態は死を意味するのだと本当に感じましたね。

 でも親には頼りたくない!という意地もありました。男の意地というやつです。

 でも、誰も助けてくれないんですよね。そう!それが「東京」なんですよね。しかも歌舞伎町。

 ここで僕は歌舞伎町という特徴を生かす事にしました!そうそれは一時的にでいいから、「水商売」をする事にしました。

 その内容はバーテンダーでした。日払いも可能であり、前借りも可能。早速、面接に行きました。前借りの相談をしたらすんなりOKでした。

 前借りでライフラインを確保し、日払いで生活費を稼ぎだす事に成功しました。上京して半年以上が経過していました。あの「半年間」は忘れる事ができませんね。

 僕が働いていたバーのマスターも苦労人だったからか、面接の時にすぐに前借りもOKしてくれて自分の状況を説明したところ、「おいおい!見てられねーよ。米持っていけ!」と言ってくれて米を頂いた事は今でも忘れていません。

 5kgの米を無料でくれたのです。この時の御恩と、東京はなんて人情がないんだと思っていたけど、人情に触れて泣きたくなり心のどこかが温まる出来事でした。

 このマスターとは今でも友達付き合いをしています。恩人です。

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