父の死から始まった辛い話

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父の死から始まった辛い話

人生で一番つらいと思ったのは、私の父が亡くなった時でした。もちろん、父の死は悲しく辛いものでした。ですがそれ以上に、連鎖して怒った悲しい出来事によって、精神にかなりの負担がかかっていきました。

父が亡くなったのは、肺がんによるものでした。歳も歳でしたし、覚悟はできていたのです。今まで自由にいきてきた父がすっとなくなるのは、ある意味不幸中の幸いとも思えました。それよりも大変だったのが、残された私たち家族でした。

まず母が大変でした。父と母はそこまでおしどり夫婦という訳でもなかったのですが、父が亡くなった途端に母はげっそりとやつれてしまいました。

ずっと仏壇の前に座り、お手を合わせて父と話をしているのです。家に一人になって話す相手もおらず、それしかやる事がないのかもしれません。

住んでいるところが遠いのもあり、電話でしか近況を確かめる事ができなかったのですが、電話をしてもずっと元気がないままでした。

また、母はとにかく世間知らずで、父が亡くなった後の手続きを一切分かっていなかったのです。私は正直呆れてしまいました。

しかし、母はプライドが高く、まして娘の私に叱られるのが我慢できなかったのでしょう。逆ギレされてしまい、「お節介だから、もう放っておいて」と言われてしまいました。

そして、不幸はまだ続きました。それは、私の妹の夫が、脳卒中で倒れてしまった事です。その事で妹の方も精神がボロボロになってしまい、夜も眠れていないのだと言いました。

父のこともあり、これは母に打ち明けられないと言いました。彼女の愚痴は全て私が受け止めました。電話越しにずっと泣いている妹と話していると、どれだけ不安で辛いのか、まるで自分のことのように感じました。

ですが、その頃から私の体の調子もおかしくなっていきました。二人分のストレスを全て抱え、なおかつ自分のストレスは吐き出さずにいたからです。夫や子供たちに話すことも出来ず、ただ自分一人で抱えていました。

それがいけなかったのでしょう。意味もなく涙を流してしまったり、どんどん食欲が失せていくのが分かりました。自分のことではないのに、自分のことのように辛く、熱を出して寝込んでしまいました。

父が亡くなってから、連鎖反応のように、私たち家族の精神が病んでしまい、それを全て支えるのがどれだけ大変なのかよく分かりました。今は全員安定していますが、ストレスを抱え過ぎるのは良くないと学びました。

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