職場の空気を凍り付かせた出来事

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職場の空気を凍り付かせた出来事

小さな会計事務所で,事務関係の仕事をしています。

先生が1人,私を含めたスタッフが2人でビルの1室でこじんまりと仕事をしています。

勤め始めて3年ほど経った頃,仕事が増えたことからスタッフを新しく1人雇うことになりました。

先生は50代後半男性,私ともう1人のスタッフはともに40代後半女性なのですが,新しい女性スタッフは20代半ばの若い女性でした。

私が研修担当になり,基本的な仕事のやり方や事務所の使い方を教えることになりました。

若いスタッフは物覚えも早く,あっという間に仕事に慣れてスタッフ3人で楽しく仕事をするようになりました。

先生は,一緒に仲良くという感じではなかったけれど,基本的に優しく,何でも気持ちよく対応してくれる方で,人間関係は悪くなかったです。

ただ先生には結構微妙なな癖が2つあり,そこだけしっかり踏まえておくことが必要でした。

先生の癖の1つは,独り言が多いということです。

「へえ」とか「なるほど」とか,恐らく完全な独り言でこちらが明らかに反応しなくてもよいと思われる独り言から,「今日は暑いからクーラーの設定をちょっと下げましょうかね」とか「昨日見たドラマが良かったから最後まで見続けようと思ったんですよねえ」とか,反応をしたらよいのかしなくてよいのかわからない独り言まで,いろいろなパターンがあります。

30分くらいずっと独り言を言っている時もあります。

そして,反応するかしないかこっちが迷うような独り言が大部分なんです。

3年近く働いた私は,先生は反応を求めているわけでなくて単純に全部独り言なので,大部分に反応しなくていいとわかっていますが,初めての人はだいたい戸惑います。

2つ目の癖は,ゴミの分別に細かいということです。

市のルールでは,缶や瓶は分けますが,燃えるゴミもプラスチック系のゴミも一緒でいいとなっていますが,先生はルール無視で,とにかく細かく分けます。

包装紙にちょっとついているセロテープや,コーヒーを入れた後の紙フィルターとコーヒー豆も分別します。

貰い物のお菓子の箱はなるべく小さくちぎって自宅に持ち帰って資源ごみに出すし,ごみ袋をなるべく使いたくないらしく空気の隙間ができないようにゴミ袋にごみを詰めます。

最初はごみの分別なんてスタッフの仕事だから先生ルールに沿って自分がやると申し出ていたのですが,先生は自分のやり方があるからといって,スタッフにやらせようとしません。

その2点だけは新スタッフに教えないとと思っていましたが,さすがに先生のいるところでは話しにくく,トイレで伝えることにしました。

私も新スタッフも少しテンションが高い日で,先生の独り言の癖と,ごみ捨ての癖を伝えながら,「ありえないよね~あんな人とは絶対結婚できない!めんどくさ!でも,ほっとけばいいよ」って大声で話しながらトイレの外へ出ると,そこにはゴミ袋を抱えた先生が!!!

生きた心地がしないって,こういうことを言うんですね。空気が凍り付く中,2人で軽く微笑みながらその場を去ることしかできませんでした。

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