信じた私はバカでした。

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信じた私はバカでした。

私の友人にかなり嘘が得意な子がいます。

明るくて性格はいいのですが、とにかく口から出まかせを言うので、友人たちの間でも要チェックの子でした。

私も、彼女の言動にはかなり気を付けていたのですが、うっかり騙されてしまったんです。

それは、ある遊園地に関することです。

テレビでも有名なところで、休日にもなれば大勢の人が賑わうようなところです。

いつも混んでいる様子を見ながら話していると、その子が急に声を潜めて、「実はね、裏技があるの」というのです。

裏技というとチケットが安く購入できるとか、なにか特別なおもてなしを受けるイメージがあるのですが、そうではないそうなんです。

なんと、タダで貸しきりができるというものでした。

遊園地を貸しきるなんて、かなりの費用がかかると思うのに、タダなんて信じられるはずがありません。

なのに、彼女はできると断言するのです。

なぜかというと、それは自分が貸しきったからだというのです。

そして、証拠とばかりに写真も見せてくれました。

確かに、写っているのは彼女と彼女のご両親だけでした。

そして、後ろには貸しきりと書かれた看板が。

私は半信半疑でしたが、彼女の言葉を信じることにしました。

ですが、タダで貸しきりはやはりあり得ないと思ったんです。

彼女はそんな私の疑問に、簡単だと笑ったんです。

貸しきる方法は、ある特別なことをしなくてはならないというのです。

それは、毎月1日になったら受付が始まるというものでした。

朝イチで電話をかけて、まずは自分がいかにその遊園地を愛しているのかをせつせつと語り、最後にその遊園地の名前を言って、「最高だ」と叫ぶというものでした。

そんなことできないというと、貸しきりになったら乗り物はすべてタダになり、交通費も出るということでした。

それでも信じないというと、自分が横でアドバイスをするから大丈夫だと念を押すのです。

そして、話の流れから私は遊園地を貸しきるはめになりました。

本当に、こんなことで貸しきりができるのかと半信半疑になりながらも、私は彼女の言うとおりに1日に電話をしようとしました。

渡された電話番号を握りしめ、思いきって電話をしたんです。

そして、相手が出た瞬間、私は無我夢中で遊園地に対する思いを語って最高だと叫びました。

すると、電話の向こうから、「あの、どちら様ですか?」という中年女性の声。

そして、笑い転げる彼女。

私はすぐに彼女の嘘だと気がつきました。

そして、電話の相手は彼女の友人らしく、とても不快な思いをさせてしまったと思い、私は慌ててことの経緯を説明すると、その女性はため息混じりに、「またですか」というのです。

どうもこれが初めてではないそうなんです。

彼女に悪気があるわけではないと思ってはいますが、さすがにグッタリしました。

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