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毒親から受けた辛い経験
私の両親(特に母親)は今で言う毒親でした。
記憶を辿る限り、両親からは一度も褒められたことがありません。
いつも人格を否定することばかり言われ、周りと比較され、人の悪口ばかりを吹き込まれて育ちました。
・姉も変わっています
私には姉がおりますが、姉もまた変わった性格でした。
元々そうだったのか、親が原因でそうなったのかは分かりませんが、いつも何かあれば悲劇のヒロインとなり、自分が一番可哀想な人間だと泣きわめきました。
そんな姉に対して、母親は表面上はすごく甘く育てていました。
ただ、私と二人きりの時は姉のことをとても悪く言いました。
父親のことも陰では汚い口調で罵り、そんな母親を見て私は「きっと他では私のことも悪く言っているんだろう」と思っていました。
姉はずっと私学に通っていました。
高校はセーラー服が着たいという理由だけで選び、大学は男子に人気だからという理由でお嬢様で有名な大学に進学しました。
私は親から「あんたに出すお金はないから」と言われ、医療費などもだしてもらえませんでした。
・辛い学生生活
高校からはアルバイトをし、医療費や大学にかかる費用は自分でコツコツ貯めていました。
私には夢があって、そのためには四年制の大学へ進学しなければなりません。
勉強とアルバイトを両立させながら何とか頑張っていました。
姉は親からブランド物を買ってもらったり、いつも違う彼氏を連れ込んだり、めちゃくちゃな生活をしていました。
挙げ句のはてに親に言わず勝手に大学を中退し、彼氏の家に転がり込んでいました。
それでも親は姉にはニコニコして、その憂さ晴らしをするかのように私に嫌味を言い続けました。
・一人暮らしを始める
大学進学を機に私は一人暮らしを始めました。
一人暮らしを始めてから徐々に実家が異常だった事に気が付きました。
その異常さを理解した時、私は体調を崩しました。
今までは「こんなものだろう」と思い込んでいたのに、それが一気に覆され、自分は愛されていなかった、ゴミ以下の人間だったという現実を突き付けられたからです。
この時期は本当に辛い、消えたいとばかり思っていました。
追い討ちをかけるように母からは毎日メールや電話で「生活費を入れろ」と催促されました。
・第2の人生を歩んでいます
そんなどん底にいた私を救ってくれたのが、大学で出会った仲間達でした。
そのうちの一人と恋愛関係になり、毒親のことを打ち明けると「もう大丈夫だから」と言ってくれました。
彼の言葉に崩壊しそうに辛い気持ちがスッと和らぎ、安心することができました。
実家とは一切の縁を切り、私は彼と第2の人生を歩んでいます。