住宅ローンは慎重に!

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住宅ローンは慎重に!

住宅ローンは慎重に!
このタイトルにしたには理由があります。
それは我が家も、2007年10月に住宅ローンを組んでから早いもので13年が経過しますが、住宅ローンを契約する際の注意点を、今後、住宅ローンを検討している人や契約内容を変更したい組み替えたい人などのために参考になればと思い、今回執筆することとしました。

最初に、住宅ローンを開始する方の殆どは、住宅を新築または中古物件で購入して、その資金の不足分をローンで支払っていると思います。
経験している方なら共感してもらえますが、住宅ローンを開始するのなら、35歳までに開始することをオススメします。
その理由は、低金利で長期間ローンを組めるのが35歳までだからです。
きっと誰でも「フラット35」と言う言葉を一度は聞いたことがあるのではないのでしょうか?
このフラット35は、住宅金融支援機構を主体とした代表的な住宅ローンで、典型的な長期固定低金利住宅ローンとして、昔から一般的に活用されており、出来ればこれを利用した方がベターなのは、今も昔も変わりません。
但し、昔と今で大きく変わったのは、長引く不況と増税政策で、住宅ローンそのものを組める人の母数自体が減り続けているため、もう金利そのものが崩壊していて、固定にこだわる意味がなくなっているところが、昔と今の大きな違いです。
その辺の話は追ってお話ししたいと思います。

さて、フラット35に話を戻します。
この住宅ローンは低金利で35年と言う住宅ローン最長の期間の返済で、住宅資金を借りられるので、これなら多くの方が、返済できてお得なのは間違いありません。
但し、我が家が失敗したのは、夫が36歳になってしまい、フラット35の契約条件である35歳以下に非該当になってしまったことが失敗原因でした。
なので、住宅ローンを組むなら、夫が35歳までをオススメします。
でも、現代の様に晩婚化していると、もうそういった従来のフラット35と言う昭和の頃からの高度経済成長していることを前提とした住宅ローンシステム自体が既に、今の時代にはアンマッチなのかもしれず、もうこのフラット35に、間に合えばよいですけど、間に合わなくても、別の方法はいくらでもあることは、後々、わかってきましたので、以下に説明していきます。

我が家では、夫が36歳(私は31歳でした)で、30年間返済の10年固定金利(当時2.5%)で住宅ローンを契約し、それから10年間は見直しが出来ませんでした。
それも問題でした。
2007年当時は、日本も世界も好景気で、これから日本もどんどん成長していくから、今すぐに契約しないと、「これからどんどん金利が上がる!」と関係者に急かされて脅かされて契約しました。
その結果は悲惨でした。
完全に騙された結果になりました。
ご存じのリーマンショックが発生し、一気に経済が冷え込んで、金利は暴落しました。
本当に私たち一家は騙されてしまった形になり、10年間、高い金利で住宅ローンを返済してしまいました。
これは大反省です。
急いではいけません。
また、その後も日本経済は良くならず、もうほぼ永遠に人口減少して貧しくなるこの国の根本的な景気は良くならないと予測しますので、金利の高い固定金利にする意味は何もありません。
我が家も10年後の2017年に変動金利に変えて、金利が2.5%から0.7%に変わりました。
年間の返済も100万円程度下がり、この点ではウホウホでした。
と言うよりも、それまでの苦しかった10年間は一体何だったのかとさえ思ってしまいます。

長くなってしまいましたが、最後にまとめます。
結論としては、もう日本経済は復活しないので、金利は安い変動で十分です。
又、借りる先も従来の金融機関にこだわる意味もありません。
とにかく、金利が安いネット系で十分です。
貸す側は私たちの払う金利で食べているのですから、少しでも高い給料のバンカーが少ない人件費がかからない金融機関の方が良いし、払うだけなので、その金融機関が潰れても困らないし、特に問題ありません。
住宅を建てる時に借りられさえすればよいのです。
そういったクールな目で見て、もう従来のフラット35とかメガバンクや地方銀行や信用金庫と言った古めかしい錆びついたシステムにこだわることなく、少しでも安い公共団体やネット系で借りることも検討して欲しいです。
これからは、ユーザーが選ばれるのではなく選ぶ時代です。
私たち借り手が、貸してくれる相手を堂々と選ぶ時代なのです。
そのために、しっかり勉強して、前向きに強気で生きて行きましょう!

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