玉の輿に乗ったはずなのに・・

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玉の輿に乗ったはずなのに・・

私の従妹のお姉さん(母の姉の娘)はお見合い結婚をして、実家から遠く離れている場所にいる男性と結婚をしました。

その男性の家は代々、手広く商売をして来た家柄で裕福だったようですので、その結婚を彼女の両親(私の叔父と叔母)はとても喜んで、自慢げに私にも話してくれていたことを覚えています。

要するにちょっとした「玉の輿に乗った」状態だったのです。

でも私は当初、まだ高校生でしたので結婚についてはあまり考えたことがありませんでしたので、ただ叔父と叔母の話す様子から玉の輿に乗ると幸せな結婚が出来るのだろうと思い込んでいました。

ですがその後、遠く離れた場所に嫁いでいった従妹のお姉さんが頻繁に実家に帰ってきている姿を見てビックリしました。

気楽に帰れる距離ではなく、飛行機が必要なほどですので、なぜそんなに頻繁に実家に帰っているのかな?と気になりました。

後で母親経由で事情を聞いてみると、従妹のお姉さんが嫁いだ家は代々続くというしきたりが厳しくて辛い思いをすることが多かったようです。

しかも旦那さんはマザコンで母親の言うなりになって、嫁(私の従妹のお姉さん)の意見はぜんぜん聞いてくれずに母親にばかり気を使っているような人だったようです。

そしてその母親は「代々続くしきたり」という言葉を使って、従妹のおねえさんを必要以上に厳しいルールを押し付けて来たそうです。

そんな理不尽な扱いに耐え切れなくなったいとこのお姉さんは、自分の実家(私の叔父と叔母の家)に何度も里帰りをしていたみたいです。

私はそんな話を聞いて、いとこのお姉さんのことが心配になりました。

そしていくらお金持ちの相手でも、そんなに意地悪な旦那さんや義理の母親がいる家庭に嫁ぐことは幸せではないと思って、自分はそんな相手と結婚するのは絶対に辞めようと思っていました。

でもその後、従妹のお姉さん夫婦の間には子供が出来たので、従妹のお姉さんは子供のために離婚せずにずっと我慢し続けていたようです。

ですがその子供に対しても、旦那さんや義理の母親は異常な教育をするようになってしまったので、従妹のお姉さんは我慢できなくなって、結局は離婚をして実家に戻りました。

離婚する前に何度も子供を連れて里帰りしていたので、子供は叔父と叔母にすっかり懐いている状態でしたので、離婚後に実家で叔父と叔母と一緒に住み始めると、みんなで楽しく暮らすことが出来たようです。

それを聞いて私はホッとしました。

でもそんな状態に落ち着くまで、従妹のお姉さんは本当に苦労したようですから可哀そうに思います。

一見、お金持ちと結婚することは良さそうなイメージですが、それよりも結婚する相手とその親のことはちゃんと見てから結婚した方が良いなと思いました。

従妹のお姉さんとその子供にはこれからは実家で幸せに暮らして欲しいと願っています。

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