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当時、父は亡くなっていたので、私はシングルマザーで母と子供と暮らしておりました。
突然、母の友人から母が倒れたと連絡があり搬送先の病院に向かいましたがクモ膜下出血でわずか数時間後に亡くなりました。
それからこれでもかと言うぐらい出費があり、パート社員の私には少々の貯えしかなく、サラ金業者から借りました。
家の名義も私であったので行政に頼ることも出来ませんでした。
母が亡くなった時、子供の高校受験と重なりアルバイトを始めました。
バイト先の駐車場で転倒して利き手を三本骨折、有給と保険で治療費は賄えても生活費がどうにもならない状態でした。
またサラ金から、借りました。
今度はサラ金の返済もあり、代行のバイトも日数を増やしてもらいました。
子供も無事に県立高校に受かりあと少し頑張ればと思っていた矢先、突然の眩暈に耳鼻科に行った所、原因不明。
また二か月後眩暈、大きな病院で検査をしてもらいましたが、やはり原因不明でした。
子供は心配でしたが何もしてあげられないどころか負担になるので入院しました。
二週間程で退院しましたが、現在も続いています。
以前ほどは酷くないので仕事には復帰していますが、入院費も約二十万ほど、そこで『高額医療費貸付制度』を利用しましたが困窮するばかりです。
この眩暈で、その後二度、骨折しました。
自律神経のお薬を現在は処方して頂いています。
サラ金のローン返済は月７万になっていました。
パートとバイト掛け持ちしても、かなり無理があり眩暈との兼ね合い、子供を大学に行かせたいと思っていましたが限界でした。
ローンを考えると夜も眠れず徐々に良くない事を考え始めました。
仕事にも差し障りがでるようなり、そんな私を見かねた職場の人に心療内科を進められました。
完全な鬱病でした。
その頃は過払い金などCMもなく借りたものは当然返済、借り入れていたサラ金業者、数社に連絡して正直に実情を話し相談しました。
こちらが返済する気持ちがあると言う気持ちを考慮して返済計画をしてくれたサラ金業者もありましたが、厳しい状況でした。
子供に、お金の事で心配させてたくはなかったのですが、家を売却するしかないと言いました。
もうこれ以上無理しないでと言われました。
お金の事で無理しているのはわかっていたようです。
借金地獄から抜け出せて安堵しています。
今も、パートとアルバイトをしていますが、返済の為ではないので老後の貯蓄に頑張っています。
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