貧乏のどん底にいました

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貧乏のどん底にいました

まず、貯金が全くの皆無つまり0円でした。しかもカードローン2社で60万円。借りてもかえせないので、ショッピング縛りからキャッシングになり。味を占めて散財でまた翌月借りて返しての無限ループです。連れ合いには一応食べさせないといけないので、見切り野菜夕方の割引豚コマをメインに常に8割がた夕食は野菜炒めです。連れ合いのお弁当は常に卵焼きとウィンナーをいれ、前日の野菜炒めをいれて、フリカケを白飯にかけるのみです。

ゴミ袋を指定のものが買えず一目を盗んでコンビニのゴミ箱に捨ててました。トイレはスーパーかコンビニですまし、私の食事はタイミングをみはからって、大型スーパーまで徒歩30分かけていき試食で済ませてました。兎に角カードローンを滞りなく払わなくてはならないので、シャンプーリンス、ボディソープは勿論化粧水も百均のもので済ませてました。

整理ナプキンは大判サイズ夜用を1日に3枚だけの仕様で耐えます。連れ合いには、ペットボトルの空いたものを三本使い回して、2リットルの水で麦茶のパック一個出し切り持たせてました。水道水を飲み、給料日の一本39円の炭酸コーラを飲むのが唯一の楽しみの日々でした。月末は増えるワカメをタップリ入れたお味噌を作り、おじやで数日もたせてました。スマホ触るのだけがたのしみなので、外出もせずひたすら二人家に引きこもってました。

靴は北国なので冬履が必要だったのでゴツいスニーカーを一冬履いて、踵が減ったのを夏用にして乗り切ってましたが、冬用の2900円の靴を買うのもキツかったです。髪の毛はセルフカットで、連れ合いの髪は私が切っていました。お風呂の水は数日変えずに使用してましたし、シャワーの設定温度は37度で冬でも死守でした。

勿論新しい衣類など買えないので、ジーンズの股の部分が綻びたら手縫いです。(ミシンが買えないので。)Tシャツの脇が破れたのも、手縫いで繕い、パーカーが穴が空いたら端切れでアップリケにします。一年に一度の記念日には奮発して食べ放題に行き、次の日の朝は食べないように沢山たべます。

貧乏すぎて勿論コッソリと、ガムシロやコーヒークリームは、もらってきます。お茶のティーパックも、貰ってきます。牛乳は見切りを買い沸騰させてから、冷やして数日呑んでました。モヤシがメインの豚コマ数切れの炒め物が好評でした。食用油が買えないので、フライパンに水をひき、焦げ付かないようにしてました。貧乏生活で、体を壊さないので粗食は健康のもとだと実感してます。

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