貧乏にジッと耐えた日々

calendar

reload

貧乏にジッと耐えた日々

応援クリックお願いします。 ヾ(*´∀`*)ノ


節約・貯蓄ランキング

にほんブログ村 その他生活ブログ その他生活情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ
にほんブログ村

私の父親は北海道で塗装業をしていました。
塗装業をしていると、周囲からは職人だから稼ぎが良いと思われますが、そんな事はないのです。

北海道では、冬になると塗装業はほとんど仕事がありません。
出稼ぎに行ける人は良いのですが、私の父親のように行けない人は、本当に辛い日々を送ります。

子供だった私も、かなり辛い経験をしました。
冬になると、ほとんど毎日うどんやインスタントラーメンで、白いお米を食べる事は難しかったり、ストーブを早く消す為に、いつもよりも早く布団に入り、朝まで震えていた事もありました。

ですが、何よりも辛かったのは周囲に理解されないという事です。
親戚もうちが困っていると説明しても、誰も理解はしてくれませんでした。

確かに、毎月の給料だけ見ると、父親はかなり稼ぎは良かったんです。
ですが、その中から冬を過ごす為に貯金をしなくてはいけませんでしたし、家のローンもあったので、その為にも使える金額が少なかったのです。

だから、私も子供心にワガママは言ってはいけないと思いました。
小学生の時には特に辛く、友達がお誕生日会をすると聞いても、気の利いたプレゼントは渡せないから、自分が一生懸命溜めた可愛い消しゴムを包装紙に包み、なんとかプレゼントっぽく見せたり、新しいスキー靴を購入するお金がなかったから、風邪を引いたと学校を休むしかありませんでした。

時代は、バブル少し手前。
ほとんどの家庭が生活にゆとりがある中、なぜうちばかりがこうなんだろうと思ったものです。

そして、一番辛かったのは給食費です。
給食費を2ヶ月ほど払う事が出来なくて、担任に報告しました。
まさか払えないとは言えずに、忘れたと言ったのですが、担任にかなり叱られて、次に持ってこなかったら、「私は給食費を払っていません」と買いた紙をランドセルに貼って歩くように言われました。

あまりの言葉に泣きながら帰ったのですが、その事を両親になかなか言えませんでした。
日々の生活に忙しく、私の給食費の事を忘れている両親に、私はずっと言えなかったのです。

ですが、私の様子がおかしい事に母親が気が付き、私は母親に聞かれて、泣きながら正直に話しました。
母親は泣きながら私を抱き締めて、「ごめんね、ごめんね」と繰り返しました。

こんなに辛かった事はありません。
母親は、私の為に密かに貯めておいてくれたお金を出してくれて、給食費を払う事が出来ました。

そして、学校で必要なお金は遠慮しないで言うようにと言われました。
貧乏が辛いと感じるのは、誰にもその事を理解してもらえないという事です。
辛くても、ただジッと耐えるしかなかったのが辛かったです。

下のバナーを押していただけると大変嬉しいです。 ヾ(*´∀`*)ノ


節約・貯蓄ランキング

にほんブログ村 その他生活ブログ その他生活情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心地よい暮らしへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自分らしさへ
にほんブログ村

folder 幸福への近道

愛が返ってくる、魔法の言葉
more...

folder 嫁姑ブログ

理解不能な姑
私も夫も無職になって・・
姑と決別
more...

folder 恥ずかしい体験

初エステで恥ずかしい体験
more...

folder 暮らし、健康

生活を豊かにする食事
more...