貧乏でお金がないので、風邪を引いても医者に行けない

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貧乏でお金がないので、風邪を引いても医者に行けない

私は一人暮らしをしていた時、かなり貧乏な生活を送っていました。
その為、水道光熱費を節約するために、エアコンは一切使いませんでした。

夏は夜間しかい自宅になかったですし、近くに田んぼや畑が広がる場所に住んでいたので、窓を開ければ涼しい風が入ってきました。
なので、エアコンを入れなくても、何とか暑さをしのぐことができました。

しかし、冬は雪が降る地域で、氷点下になってしまう日も少なくありません。
部屋の中も0度近くまで気温が下がってしまいます。

冷蔵庫の方が部屋よりも気温が高くなる日もありました。
ですが、エアコンや電気ストーブで暖を取ってしまうと、かなりの電気料がかかってしまいます。

そこで、真冬は何枚も重ね着をして、自宅ではコタツだけの生活を送っていました。
コタツは暖房器具の中で、一番電気代がかからない優れものです。

それでも寒さが影響してしまい、風邪を引いてしまいました。
ですが、非正規雇用ということもあり、有給休暇がありませんでした。

会社を休めば、その分、給料が減ってしまいます。
給料も安く、毎月ギリギリだったので、保険料は払っていても、医者にかかることができませんでした。

職場では暖房が入っていたので、それはとても有難かったです。
ですが、やむなくその仕事を辞めなければいけなくなりました。
そのため次の仕事が決まるまで、派遣の仕事で繋ぐことにしました。

しかし、その仕事は倉庫作業で、夏は暑く、冬は寒い世界でした。
自宅でもかなり寒い思いをしていましたが、職場はさらに寒い状況でした。

さすがにこれでは体が冷え切ってしまい、最悪の場合は低体温症になってしまいます。
そこで、使い捨てカイロを使い、なんとか暖房が無い場所でも温かさを保てるように工夫をしました。

家に帰ると、家の中も冷え切っています。
本来ならば、部屋を暖めたいところですが、それもできません。

そこで、すぐにお風呂に入り、体を温めました。
布団に入っても寒すぎて眠れないので、コタツで眠るようになりました。

さらに部屋が寒すぎて着替えができないので、入浴後に翌日の服に着替え、さらに着込んでそのままコタツで眠るようになりました。
借金返済がかなりあったこともあり、夜間もバイトをしていました。
朝は本業で早く起きなければならず、寒さと睡眠不足に悩まされる日々を送りました。

貧乏と借金は仲が良いのかもしれません。
なので、貧乏から抜け出すためには、やはり借金を何とかしていかなければいけないのだと思いました。

当時の私は借金生活に慣れてしまっていたように思います。
そこで、意識的に自分の思考を変えて行ったところ、状況が変わって行きました。

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