徳島県の祖谷のかずら橋と香川県の金毘羅宮に行った思い出。

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私は4年前に四国旅行に行ってきました。
主な目的は、徳島の祖谷のかずら橋を渡ることと香川県の金毘羅宮でお参りすることでした。

まず、一日目は愛知県から車で祖谷のかずら橋まで移動しました。
祖谷のかずら橋は本当に田舎にあって、最寄りのインターから約1時間車で下道を走りました。道はきちんと整備されていましたが、何といっても山道が険しく、秘境に行くというドキドキ感を高めてくれました。そして、無事に到着しました。
車から降りてまず、川の水の美しさに息を飲みました。本当に綺麗に澄んだエメラルドグリーンで、川底までよく見えました。これには本当に感動しました。都会の川では絶対に見ることのできない透明度でした。

そして、いざ祖谷のかずら橋を渡ります。渡橋料金が必要とのことで、550円払いました。さっそく足を踏み入れてみると、きゅっきゅっという木のつるぎが擦れる音がして、ドキドキしました。また、結構大きく左右に揺れて、本当にスリル満点でした。また、足場が木の板なのですが、私の23センチの足はすっぽり入ってしまうほど隙間が開いていました。これでスリルも倍増で、とても楽しかったです。
遊園地のアトラクションにはない自然ならではのドキドキ感でした。橋の上では自分がエメラルドグリーンの世界に包まれる感覚があり、とても幻想的で感動しました。一日目はこちらの近くの宿にお邪魔して、一泊しました。

そして2日目、徳島から香川県の金毘羅宮を目指しました。
祖谷のかずら橋近くの宿から金毘羅宮まで車で2時間くらいでした。
車で行けるのは金毘羅宮の麓の入り口までとのことで駐車場から歩きました。
金毘羅宮に行くまでには1368段もの階段があるとのことで、行く前に麓のお店でこんぴらうどんをいただきました。さすが香川県のうどんといった感じで、こしが強くおいしかったです。麓にはとても多くのお店が立ち並び、賑わっていて散策も楽しかったです。そして、さっそく登ろうと思ったのですが、周りの方がみなさん竹の杖を持っていらっしゃいました。どうやらお土産屋さんが無料で貸し出してくださるとのことで、私も借りて出発しました。階段が約1300段という世界は経験したことがなかったので、365段くらい上ったところに大門という建物があるのですが、そこでゴールかと思いました。

しかし、まだまだ先は長かったです。
途中で籠に入れて運んでくれるお兄さんがいらして、利用したい気分でしたが、ご利益を得るにはきちんと歩かないといけない気がしたので最後までどうにか歩きました。なかなか大変でした。しかし、最初に借りた竹の杖があったお陰で辛くなってからも何とか進むことができました。そして、いざ参拝します。自分が思っていたよりも宮は幻想的な雰囲気で、歴史を感じ圧倒されました。宮参りで感動したのは初めてでした。そして、宮からの景色も素晴らしかったです。愛媛の街が一望でき、金毘羅宮の偉大さを感じることができる瞬間でした。多くの階段を頑張って登ってきたからこそ、味わえる感動だったと思います。

私は愛知県から2泊3日で行ったので、費用は高速料金とガソリン代で約3万円、そして宿代が一泊二食付きで、一泊約1万円、二泊で約2万円、そしてその他昼食代やかずら橋の渡橋料金が約5千円で合計5万5千円くらいでした。
失敗したこととしては、祖谷のかずら橋までが結構山道だったので、友人が体調を崩していました。酔いやすい方は酔い止めを飲んでいった方がよいと思います。
耳寄り情報としては、祖谷のかずら橋は安全のために3年に一度、橋の架け替え工事が行われるそうです。その期間に行っては渡れませんので、注意が必要です。
2か所とも目的地まではなかなか行くのは大変でしたが、その分感動も格別でした。一生思い出に残る旅になりました。

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