中国語(北京語)の勉強を挫折した経験

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中国語(北京語)の勉強を挫折した経験

私は20代中盤で自分の人生をリセットするために、アメリカへ留学しました。

でも当初はただ英語の勉強をするために、アメリカの州立大学の中にあるESLという主にその大学に入学するために英語を学ぶ外国人の学生専用のクラスにだけ入って、1年ほど英語を学んだら日本へ帰国するつもりでした。

そして私はその大学内にあるスタディールームと言う学生たちが勉強をするための部屋に毎日のように行って、必死に英語の勉強をしていました。

なぜならクラスの授業の予習と復習をしないと、授業内容を理解するのが難しかったですし、英語力を付けて日本に帰りたかったからです。

そんな私の進路を大きく変えてくれたのは、その州立大学の大学院に通っていた台湾人の男子学生でした。

彼も毎日のようにそのスタディールームで勉強をしていたので、私たちはよく挨拶をするようになって、少しずつプライベートな話もするようになりました。

そして私たちはお付き合いをするようになりました。

彼は私にESLでの英語だけの勉強で終わるのではなく、その大学に入学して学位を取ることを進めてくれました。

そしてそのために必要な手続きなどをサポートしてくれました。

彼のお陰で私はその大学のある学部に入学することが出来て、苦労しながらもアメリカの大学の学位を取ることを目標に日々、勉強に励みました。

そして彼は私と将来、結婚することを視野に入れて二人で頑張っていこうと言ってくれました。

ですから私は中国語(北京語)の勉強を始めました。まずは彼が北京語の発音の仕方を教えてくれたり、文法などを教えてくれたので、それを元に北京語を読み書きしたり、話す練習をしました。

でもそれでけでは上達することが難しかったので、大学の北京語のクラスを受けることにしました。

そのクラスの先生はアメリカ人でしたが、長年、中国で暮らした経験もあって、教え方も上手でしたので、楽しみながら授業を受けることが出来て良かったです。

またすでに彼氏から教えてもらっていたことを、専門的に教えてくれたので勉強になりました。

そしてそのクラスのテストは漢字の筆記テストが主でしたので、日本人の私にとっては割と簡単で良い点数を取ることが出来て満足でした。

そして多少、中国語(北京語)を使うことに自信を持てるようになりました。

でもその後、彼氏の両親に会いに台湾に彼氏と一緒に行った際に、彼の両親と上手くコミュニケーションを取ることが出来なくてショックを受けました。

そこでアメリカに戻った後、それまで以上に北京語の勉強を必死にしました。

新しい教材を買って勉強したり、CDの教材を何度も繰り返して聞きました。

そして積極的に台湾人や中国人と中国語で会話をするように心がけました。

北京語を上手く扱えるようになったら、職の選択肢が広がったりしてその先の私の人生にきっとプラスになると思ったので一生懸命に頑張りました。

そして彼氏の両親とも上手くコミュニケーションを出来るようになりたいとも思って頑張りました。

でも残念ながら、私とその彼氏はその後、別れてしまいました。

それでも北京語の勉強は自分の人生にプラスになるように続けていたのですが、北京語の奥は深くなかなか上達することが出来なかったので、挫折してしまいました。

それからずいぶん経った後、私は仕事先で中国人や台湾人と接する機会が多くなりました。

でもその時にはすでに勉強した北京語を忘れてしまっていたので、以前、勉強した経験を生かすことが出来なくて悔しい思いをしました。

途中で挫折せずに北京語を勉強し続けたら良かったと後悔しました。

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