私の母親はシングルマザーでとてもお金にだらしない人で、私は何度もお金をとられたり、大切なものを奪われてきました。
そのなかでも、絶対に許せないと感じたのは母との絶縁を決めたきっかけの一つです。
当時、私には結婚を視野に入れている彼がいました。
母にお金を奪われるため、貯蓄が出来ずに実家からでるのも許されない状況。
しかし、結婚さえすれば母の元から離れられると感じていたのです。
私には姉がいるのですが、姉が結婚するときには母は大騒ぎしました。
金蔓がいなくなるからです。
私の時も男に騙されていると泣きながら訴えてきたり散々でしたが、結婚して出ていくことを夢にみていました。
けれど、彼の親が私の親にも挨拶をしたいと言ってきたので大変でした。
私は彼に嫌だと言ったのですが、毒親の存在など理解していない向こうの親は会うことが籍入れの条件にしてきたのです。
私は仕方なくセッティングし、親を会わせることにしました。
母は会うことを楽しみにしているようで、それが私には恐怖でした。
顔合わせをすると、挨拶もまともにせずにむすっとしている状態。
余計なことは言わないで、きちんとした対応をしてとお願いしていたのですが、そんな願いは聞き入れてもらえませんでした。
そして、「私の大切な娘をあげるんだからお金を少しいただけますか?」と言い出したのです。
耳を疑いました。
涙ながらにシングルマザーとして苦労して育ててきたこと、私がとても苦労をかけたというありもしないエピソードを語り、私のせいで多額の借金を背負うことになったというウソをついたのです。
私は否定しましたが、涙ながらに語る母に彼の母は同情したようで、その様子を見た母は私を渡す代わりに借金を返済してくれないかと訴えたのです。
その場はとてもカオス(混沌)な状態だったと思います。
私は母を責めました。
しかし、自分は育ててきたのだからウソではないとまた泣くのです。
結局私は親不孝の娘としてのレッテルが張られてしまい、結婚は反対されました。
それでも彼は結婚したいと言ってくれましたが、そのような目で見られているのは耐えられるはずもなく、結局別れてしまいました。
お金にだらしないからといって、私の幸せを潰してのうのうと生きている母を私は絶対に許せないですし、縁を切った今も母のことを思い返すと怒りで震えます。
あの時母に会わせなくても素性はバレたと思います。
なぜなら結婚した姉のもとに何度もお金をせびりに行っている母を見ていたからです。
今、私は母は亡くなったと話しています。
私の人生を狂わせた母の言動は一生かけても許せないです。
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