間近にいる節約家の人は、タダでもらえるものならもらえるだけもらおうという精神をしています。
節約は目的を持って楽しんでするものだと思いますが、私の知っている人は節約というよりもケチです。
一緒にお茶をしに行ったことがあります。カフェに行くとシュガースティックやコーヒーミルクが無料で使えるように置かれています。
ケチな人はこれをいくつももらっていくのです。
さすがに置いてあるものをすべて持ち帰ってしまうと他の人の迷惑になると考えているのか、もらっていくのはシュガースティックなら10本ほどです。
それでも多いと思います。自宅でコーヒーを飲むときに使うのでしょうか。
もちろん、カフェの料金をおごるということはありません。
自分が飲んだ分だけきっちり1円単位まで計算をして支払いをします。
きちんと計算をするために電卓を持ち歩いているほどです。
そこまでやるのかとあきれてしまいました。
スーパーでは無料で使える透明の袋が置かれています。
これをもらえるだけもらっているそうです。
私の知り合いではありませんが、買い物に行ったときに透明の袋のロールをガラガラガラと音を立てながらものすごい勢いで巻き取り、大量に透明の袋を持ち帰っている人を見たことがあります。
私の知り合いもこのようなことをしているのでしょう。
この袋は肉や魚など水が出るようなものを入れるためにあるのだと思います。
必要なだけを無料で使っていいですよというもので、一人で大量に持ち帰るのはどうなのでしょうか。
生ゴミを捨てる袋などに活用できるので、節約のために大量に持ち帰るのでしょう。
近所のスーパーはセルフレジがあり、割りばしやプラスチックのスプーンをお客さんが自由に持ち帰ることができるようになっています。
知人はこの割りばしなどもタダでもらっていきます。
自宅には洗って何度でも使える箸やスプーンがあるだろうに、使い捨てのものをもらうのです。
きっと使い捨てを使って水道代の節約をするのでしょう。
洗いものが減ると時間の節約にもなります。
生鮮食品売り場には刺し身用の醤油をタダでもらえるように置かれています。
これもいくつも持ち帰っているそうです。
刺し身用なので調味料として使う醤油とは味が違うと思うのですが、大量にもらって料理に使い、調味料の醤油の使用量削減をしているそうです。
あまりおいしくなさそうです。
それでも節約できるのならよいのでしょう。
キャベツの外側の葉っぱももらいます。
固くておいしくないだろうし、農薬が私は気になります。
それでも、タダでもらえるものはもらっておこうという精神をしています。