不妊症の治療のために通った鍼灸院での辛い体験

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不妊症の治療のために通った鍼灸院での辛い体験

私の20代はとても波乱万丈な日々でした。

そんな中、私にプロポーズをしてくれた男性と結婚しようと思っていましたが、色々なことがあってその話は破談になりました。

そして20代後半で出会った男性と、やっと30歳の時に結婚することが出来ました。

好きな人と結婚することが出来て嬉しかったのと同時に、私は自分の年齢のことを考えて、すぐに子供が欲しいと願っていました。

そして特に自分の体に悪い所があるとは思っていませんでしたので、妊娠を願えばすぐに赤ちゃんを授かることが出来ると思い込んでいました。

当時、仲の良かった友達が結婚した後、生理不順などから子供を授かることが出来るか不安だと言っていたのですが、その後妊娠して出産することが出来たのを見ていましたので、私もすぐに妊娠できると思っていたのです。

でも結婚して3年以上が経っても、私は妊娠することが出来ませんでした。

生理が少しでも遅れて来ると妊娠したかも?とちょっと期待して、生理が始まった時には何度も泣きました。

そしてネットで妊娠する確率を上げるために出来ることを探して、自分たちで出来ることは何でもやりました。

でも残念ながら妊娠に至ることはありませんでした。

そしてずっと抵抗感があった産婦人科に不妊症の悩みを打ち明けに行きました。

そしてそこからタイミング法、人工授精などの不妊治療を続けて行きました。

不妊症の原因を探るために、私と主人の両方の色んな検査を行いましたが特に原因となっている要素を見つけることは出来ませんでした。

ですのでそのまま不妊治療を続けて行けば、赤ちゃんを授かることが出来ると信じて治療を続けました。

でもどんな治療をやっても残念ながら、妊娠に至ることはありませんでした。

ですから私の心と体はボロボロになって行きました。

そんな時にあるサイトの書き込みの中に「不妊治療のためのはり灸の治療をやってくれる鍼灸院」があることを見つけました。

すぐに調べて、その鍼灸院に電話したところ、本当は新しい患者の受付はしていないようだったのですが、私の熱意に負けて治療をしてくれることになりました。

それから週に一度はその鍼灸院に通い続けました。

盲目の先生でしたが、鍼とお灸を使いながらの治療をしている間に、妊娠するために良い方法などについて色々と話をしてくれました。

そして私はその鍼灸院に通っていれば妊娠することが出来ると信じて通い続けました。

でもある日の治療が終わった時に、その先生から「もう通って来なくて良い」と言われた時には意味が分からずに戸惑いました。

そしてその理由を聞くと、「このまま治療を続けても妊娠できないと思う」と言われてしまったので本当にショックでした。

私にとってその鍼灸院に通う事が最後の望みだと思って通っていたので、そんな冷たい言葉を言われた時にはショック過ぎて、しばらく立ち直ることが出来ませんでした。

様々な不妊治療を続けてきて、最後の望みで通っていた鍼灸院の先生にも見放されてしまった時には絶望感で何もやる気が起きませんでした。

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