応援クリックお願いします。 ヾ(*´∀`*)ノ
旦那とは数年前に結婚をしましたが、結婚をしたときに新居を構えたので、それぞれの実家を訪れるのはお正月やお盆の挨拶くらいです。
あまり心地よいものではありませんから、実家に戻ることはできるだけしないようにしていました。
しかし先日、旦那の実家がお世話になっていたお寺さんから墓を移し替えることになりました。
檀家として経済的な負担が大きいことが理由で、同じ宗派が運営をしている霊園に墓を新しく立て直すことになったようです。
霊園だと最初にまとまった契約費用を支払えば、年間利用料を支払えば永代供養も可能だということで、檀家になるよりも経済的な面で負担が軽くなります。
旦那の実家からは、墓じまいをするときに立ち会って欲しいと言われたので、嫌々ながら向かうことにしました。
当日は朝から墓じまいの手続きを行い、これまでお世話になったお寺さんにもお経を読んでもらいます。
その後、一連の手続きが終わったので、墓石を撤去する前に遺骨を取り出すことになりました。
そのお寺さんでは、骨壺をそのまま墓下の空間に入れて供養するという様式をとっていたので、骨壺を取り出すだけで簡単に引っ越しが可能です。
旦那の両親は健在ですが、旦那の父親の両親が亡くなっているため骨壺が2つあることになります。
しかし墓をあけてみると、骨壺が3つ入っていることがわかりました。
私はもちろん、旦那も3つあったことに驚いていますし、旦那の母親も不思議そうな顔をしています。
ただまだお坊さんが立ち会っていたこともあり、あからさまに疑問をぶつけることはできず、結局そのまま無言で作業を行いました。
無事に骨壺を取り出して、新しい霊園にお引越しを済ませることができたので、みんな疲れて食事をすることになりました。
その時に、旦那がなんで骨壺が3つあったんだろうと言い出し、それを聞いた旦那の父親はいきなり不機嫌になり黙り込んでしまいました。
今まで旦那の父親はいつも静かですが和やかな人なので、そんな姿を見たことはなく、まずい展開になったなと思いました。
家庭の裏側を見てしまったのではないかと気まずさを感じながら食事を続けたところ、いきなり旦那の父親が口を開きました。
2つの骨壺はやはり祖父母のもので、もう1つは旦那の祖父の愛人だった女性のものだということでした。
その愛人は身内がなかったことから、祖父が遺骨をひきとったようですが、そのことでかなり家庭でもめたようです。
旦那の実家が隠してきたことを、まさかこんなお墓の引越しがきっかけで明らかになるとは想像もしていなかったので、何となく気まずいまま、さらに旦那の実家には行かなくなりました。
下のバナーを押していただけると大変嬉しいです。 ヾ(*´∀`*)ノ