わたしはちょうど日本が景気が悪くなってから社会人になったので、基本ずっと景気も悪く、サービス業ということもあり、ずっと貧乏だな・・と思って生きてきました。しかし、そんなの甘かったと思うまで貧乏だなと思ったのが、シングルマザーになったのがきっかけでした。
子育て中はずっと専業主婦として家の仕事、育児を中心に過ごしていました。
しかし、旦那のモラハラ行為が醜くなり、一緒に住み続けることは困難だと思い、逃げるようにして2歳の息子を連れて離婚したんです。その時わたしは仕事をしていませんでした。すぐにアパートを契約して、一緒に仕事も保育園も探したのですが、仕事が見つかりませんでした。小さい子がいるというと嫌な顔をされたこともあるんです。。非常に虚しかったです。
貯金は家でそれまで貯めていた半分の20万を旦那から離婚するときにもらいました。しかし、普通に生活していたら20万なんてあっという間になくなってしまいます。あとは毎月、児童扶養手当として国から4万円ぐらいもらっていました。これはアパートの家賃で消えていきます。
これはもうどうしようもない、、と思い実家にいきお金を5万ぐらい借りました。いつ仕事が決まるかもわからないので、少しずつちょっとずつ使っていました。食費はもやし、鶏むね肉などを中心に安いもの、もちろん果物なんて高級品で買うことはできません。
夜に子供の寝顔を見ながら泣いたこともあります。暗いトンネルの中をさまよっているような気持ちになりました。パソコンで出来る仕事もしていました。ウェブライターで月2万ぐらい稼いでいましたが、これがすごくありがたかったです。それでもカツカツです。
最終的には8カ月後に仕事と保育園が決まり、無事に外で働きだすことができて、まぁまぁ、普通の生活ができるようになりましたが、それまでは本当に苦痛でした、。このまま決まらなかったらどうしよう、その気持ちが大きかったです。実家も母が病気を患っているので頼ることがあまりできません。。
今は仕事をしていますが、月に10万ぐらいなので、これからは副業などもがんばってもっと収入を増やしていきたいと思います。専門知識なども身に着けたいですね。あの8カ月間の暗い貧乏生活には絶対に戻りたくないです。。あの体験は本当に強烈な体験となりました。お金がないってこんなにも精神的に辛いものなんだなと勉強になりました。。でも旦那のモラハラを我慢していたら鬱にでもなっていたと思うので、離婚したことに後悔はしていません。