「辛い」と「しょっぱい」の塩食文化の違いに四苦八苦

calendar

reload

「辛い」と「しょっぱい」の塩食文化の違いに四苦八苦

私は愛知県東部出身で、現在は静岡県東部にお嫁に来て17年になる40代主婦です。

最初に私自身の事を紹介しますが、私は生まれてからお嫁に行くまで、ずっと豊橋で生活をしていましたので、他の街の事はよくわかりませんでしたが、隣県の浜松には、よく出掛けていたので、同じ感覚でいました。

しかし、実際のところ、私がお嫁に行った静岡県でも東部地区は、ほぼ関東であり、実は食文化が全く違ったのです。

私が夫と知り合ったのが今から17年前で、お見合いサイトで知り合いました。

最初は隣県なので、軽い気持ちでお付き合いを始めました。

その殆どは、夫が私のすむ街まで車で来てくれたデートでした。

そして、お付き合いが1年程度続いた後に結婚して、夫の実家で同居(すみません、長男ができちゃったのが現実なんですが)することになりました。

そこで、同じ日本で、しかも隣県なのに、こんなにも違うのかと驚くほどの食文化の違いで、カルチャーショックを受け、姑と上手く行かなくなった経緯があり、今回ご紹介したいと思います。

初めて、夫のお母さんである姑と食事をした時、私は既に妊娠していたので、あまり動けず、姑が色々お世話をしてくれ、食事は全て義母にお任せでした。

ここで最初のカルチャーショックを受けます。

お味噌汁が、お味噌汁が違う!皆さんはご存知か分かりませんが、私が生まれ育った愛知県では、お味噌汁は赤味噌です。

白味噌は殆ど売っておらず、旅行の時に飲むものでした。

それが毎日毎日毎日毎日・・・・白味噌なんです。

ああ、赤味噌の味噌汁が飲みたいって、ずっと思うになりました。

そして、極めつけは味付けの違いでした。

静岡県東部の味付けはほぼ関東系なので、おそばやうどんのつゆを甘めに作ります。

さらに、何故かこの土地の人々は、麺を凄く茹でるので、ふにゃふにゃなんです。

私の知ってる味付けは、つゆは辛めで麺は硬めです。

もう段々、耐えられず、せっかくよくしてくれている姑に対しても、感謝の気持ちがなくなり、逆に拷問にさえ感じるようになりました。

それで、ついつい味付けを変えたいことを姑に話すと、姑から味が合わないなら、自分で作って下さいね。

その代わり台所は、姑が使っていない時に使って下さいねと言われ、なんでこんな所に来てしまったのか半べそ状態でした。

そして私は夫に毎日不満を言って、喧嘩するようになってしまい、もう離婚さえ考えるようになっていました。

味の違い、食文化の違いで、義母とは何も話さなくなり、そもそも私は、この土地に来るべき嫁ではなかったと思うようになり、実家に帰りたくなりました。

あのままだったら、離婚していたでしょう。

結果としては、夫が実家の隣にあった使われなくなった農機具小屋を壊して、マイホームを新築してくれて、私と夫と子供たち(新築後、家族が増えました)の家で、私の愛知県の味付けで、毎日生活しています。

それにしても、こんなにも味が違うなんて、体験しないとわからんもんです。

最後に、姑とは今も仲はよくありませんが、孫の話しでは盛り上がります。

別居して良かったと思ってます。

又、愛知では塩を「辛い」と言いますが、静岡では「しょっぱい」と言うのも、初めて知りました。

これからも色々カルチャーショックを受けそうですが、夫を困らせながらも協力して上手くやって行きたいと思います。長文失礼しました。

folder 幸福への近道

愛が返ってくる、魔法の言葉
more...

folder 嫁姑ブログ

理解不能な姑
私も夫も無職になって・・
姑と決別
more...

folder 恥ずかしい体験

初エステで恥ずかしい体験
more...

folder 暮らし、健康

生活を豊かにする食事
more...