酷い会社での嫌な経験

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酷い会社での嫌な経験

私は以前、定職に就くことが出来なかった期間に短期間の仕事でも良いので引き受けて、色んな会社に派遣社員として働いていた時期があります。

その期間、様々な種類の仕事をしていたのですが、そんな中でも酷い会社がありました。

それはいくつかの呉服店を経営している会社だったのですが、私はその中のある呉服店の店舗で働きました。

そこで私は色んな種類の仕事をしなければいけなかったのですが、そんな中でも一番、嫌で辛かったのは、大量にある顧客リストを見ながらそこに電話をかけて、着物の展示会のイベントへ誘ったり、着物を買う予定があるかどうかを聞く作業でした。

今の時代、呉服に興味を持っている人は少ないですし、まして呉服を買う意欲のある人は少ないですから、着物の展示会の案内をするのは本当に苦労しました。

電話をかけて着物の勧誘だと分かると、ほとんどの方々は嫌な言葉を返してきます。

なかにはあからさまに「迷惑だからもう二度と電話をしないで欲しい」というお客様もおられました。

そんな風な言葉を言われてしまうと心が折れてしまうのですが、それでも長い顧客リストに載っている次のお客様に電話をかけ続けなければいけなかったので、本当に辛かったです。

展示会の日にちが近くなると、1日中、その勧誘の電話をかけ続けなければいけないこともありましたので、そんな日は本当に精神的に辛かったですし疲れ果てました。

そしてその顧客リストの端に電話をかけてお客様と話をすることが出来たかどうか、話せた場合にはどんな内容だったかと記載しなければいけませんでした。

そしてそのリストを上司に提出して報告する必要があったのですが、「展示会へ行く予定」などの良い報告がない場合にはもっと頑張らないといけないと叱られたことも何度もあります。

必死に電話をかけ続けて、お客様に嫌味を言われて疲れ切っている時に、さらに上司から叱られた時には心底、嫌になりました。

しかもその仕事で得ることが出来る時給が安いことも不満でした。

しかもその呉服屋の店舗があるのは街中でしたので、車で通勤していた私は近くにある有料の駐車場に車を停めなければいけなかったのですが、その駐車料金も払ってくれませんでしたので自己負担しなければいけない点も不満でした。

そこで一度だけ、上司に時給や駐車料金について相談したことがあるのですが、全く取り合ってくれませんでした。

もしかしたら考慮してくれるかもしれないと期待して相談してみたのですが、やっぱり駄目だったのが分かって酷い会社だなと痛感しました。

それでも責任がありますので、派遣の満了期間までは頑張って働きました。

でも嫌な仕事と待遇の悪い環境で働くのは本当に辛かったです。

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