最近は離婚なんて珍しくありません。熟年離婚もよくある話です。私もバツイチ組です。とことんもめました。
別居に始まり、離婚調停を経由し離婚裁判までやって2年かけて離婚が成立しました。
めでたしめだしではありませんでした。離婚するのが精一杯で、やり残しがあったのです。何かと言いますと、婚姻中にいろいろと契約した事項の連帯保証人になっていたことです。
連帯保証人は離婚しようが関係無くその責任を問われます。元夫に何らかのトラブルが起こると、その責任を離婚した自分が取らなくてはならないのです。
元夫は土地を借りて、会社を建てました。会社の建物は元夫が自分で建てた物ですが、土地は私の母から借り受けたものでした。結婚中の事で、娘の旦那が事業を起こすのならと、母が快く、しかもとても格安で貸してくれたのです。親族ではありますが、契約書も作成し、その連帯保証人として私の名前が記載されました。
親族間なら問題ないのでは?と思われるかもしれませんが、これが結構面倒なのです。契約上では、返還する時は建物を撤去して更地の状態で返してもらう約束なのですが、これが守られない場合、行うのは私です。
もし、私の母が他界した場合相続するのは私。交渉するのも私になるわけですが、この元夫、一筋縄ではいかないひねくれ者で有名で、これまでにも何度かいろいろと交渉してきましたが、皆うんざりする結果に終わっています。
元夫が他界した場合、私が親権を持った子供が2人居ますので、この子供が相続する事も考えられるのですが、相続してから壊すのも持ち出しになるので、それも腹立たしいです。相続に関しても、元夫は再婚をしています。なので、そちらの親族がしゃしゃり出て来たら、すんなり相続出来るかどうかも分からない状態です。
何とか、死ぬ前にトラブルにならぬよう、遺言をしっかり残して欲しいと思うのですが、これを私が言うと、またこじれてしまうので、黙って見ているしかありません。本当にイライラします。
土地の契約は作成した当時、20年で設定していて、更新はしないと母は言っておりますが、法律が変わったらしく、建物が建っている場合は、それ相応の理由がないと出て行かせる事は出来ないと最近知りました。
もうじき契約更新の20年が到来するので、その旨を元夫に通知したら、そのような返事が返ってきました。出て行く気はさらさら無いということでしょう。いつまで元嫁の母の土地に居座るのでしょうか・・・