同い年の子のおさがりを欲しがる節約大好きママ

calendar

reload

同い年の子のおさがりを欲しがる節約大好きママ

今は縁切りしてしまった、ドケチなママ友の話です。
Yちゃんのママはとても気さくで話しやすい印象の方でした。
娘が幼稚園に入ったときに知り合って、娘が第一子だった私は上に兄弟がいるYママにいろいろなことを教えてもらって仲良くなりました。

出会った当初から「私節約するの好きなんだよね」と言っていて、私は「そうなんだ、えらいなあ」と思っていました。
でも付き合っていくうちに、「ん?」と思うことが増えてきて……。

出会ったばかりの4月、初めてうちで遊んだ時、部屋に入るときにまず聞かれたのはうちのwi-fiのパスワードでした。
ママ友ってそんなこと聞くのかな、とちょっとびっくりしましたが、子どもが小さいうちは一緒に家で遊ぶ機会も多いだろうし、と思って教えてあげました。
思えばこの段階から「ちょっと変だな」と違和感はあったのです。

何度か家を行き来した後、また私の家で子どもを遊ばせていると、急に「クローゼット見せて」と言われました。
「なんで?」と思わず聞くと、「そのちゃん(うちの子のあだ名です)いつも可愛い服着てるから気になって」とのことだったのですが、クローゼットを見せるのは普通に嫌だったので「散らかってるから」と断りました。
すると、「そのちゃんの服、うちのYも着れると思うんだよね。汚れてる服とか着ない服とか、もしあったら」と言われました。
服をくれ、とはっきり言われてはいませんが、つまりそういうことですよね。
体格も同じくらいの同い年の子の親におさがりを要求されるとは思っていなかったので驚きました。

「着ない服はないかなあ……」とかろうじて返事をすると、今度は部屋の中のものの値段をいろいろと聞かれました。
キャラクターもののティッシュカバーやブランケット、果ては娘のおもちゃまで「いいなあ」「ほしいなあ」と言われて、ちょっと参ってしまいました。
「あげられないよ~」と愛想笑いしてかわしたのですが、私がトイレに行っているとき、子ども部屋から「ねえそのちゃん、このおもちゃくれない? そのちゃんもうお姉ちゃんだから、このおもちゃは使わないよね?」と娘を説得している声が聞こえてぞっとしました。

私は慌てて部屋に戻って、「そのおもちゃはひいおばあちゃんからもらったものだから絶対にあげられないんだ」としっかり断りました。
もうこの人を家にあげるのはやめよう、と決意した瞬間でした。
そこからゆっくりと縁を切って、私は無事にYママから離れることができました。

Yママの被害者がほかにもたくさんいたと知ったのは、幼稚園主催のフリーマーケットのときでした。
保護者が不用品を売る場を園が提供してくれて、かなり安価な値段できれいな状態の子供服やおもちゃを買えるので、みんなが楽しみにしているイベントです。
Yママはそこで、他のママから無償で譲ってもらった子供服やおもちゃ、三輪車などをフリマで値段をつけて売っていました……。
もちろんYママにおさがりを提供したママたちからは承諾を得ていなかったみたいで、「普通ただでもらったものを売る!?」と大問題になりました。

私がもし服やおもちゃをYママにあげていたら、私のものもあの場で売られていたんだろうなあ、と思うと、被害に合っていないのに嫌な気持ちになりました。
節約するのは結構ですが、他人が嫌な気持ちにならない方法でやってほしいです。

この記事をシェアする

folder 幸福への近道

愛が返ってくる、魔法の言葉
more...

folder 恥ずかしい体験

初エステで恥ずかしい体験
more...

folder 暮らし、健康

生活を豊かにする食事
more...