彼にローンがあるとは言わないまま結婚する事になり、それが地獄の生活の始まりでした。

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彼にローンがあるとは言わないまま結婚する事になり、それが地獄の生活の始まりでした。

私は40歳の女性で、現在高齢者施設でリハビリの仕事をしています。

高校を卒業し、一般企業に就職したものの、あまりにもブラック過ぎた為に、1年でリタイヤ。

すぐに就職をしようとも考えましたが、ここは手に職を持とうと色々考えた結果理学療法士になる事を決意しました。

養成校に入るには当然ながら大学に入学するくらいの費用を要し、親からは「もうこれ以上は出せない。学校行くんだったら自分でローンを組みなさい。」と言われ、学資ローンを利用する事にしました。

親名義で手続きをしてもらい、2箇所から計300万円を借り、就職後に月2万5000円ずつ返すという計画でした。 その後、養成校は無事卒業。

就職し、給料を得るようになるとローンの返済が始まったのですが、実家暮らしだったので、月25000円程度の返済はそれほど負担にはならず、むしろローンがある事を忘れるほどでした。

その為、給料は自分の好きな事に使いまくり、貯金は月に数万円程度。

そんな生活を2年ほど送っていた頃、私にも彼が出来ました。

彼とは相性が良く、すぐに同棲といった流れになったのですが、アパートを借りて生活を始めると、月々の返済がかなり重荷になってくるようになりました。

彼にローンがあるとは言わないまま結婚する事になり、それが地獄の生活の始まりでした。

結婚後のお小遣いは30000円。 そのうちの25000円は返済に充てなければならず、使えるお金は5000円のみ。

そうなると缶コーヒー、友達との飲み会なども控えざるを得ず、さらに残りの5000円も夫への誕生日などに充てなければならないのでほとんどお金を使えない生活を送らなければならなくなりました。

その後子供ができ育児休業をしたため、親から借金し現在も2箇所の学資ローンと親とのトリプル返済をしている状態になっています。

就職後、このような事態を想定し、独身のうちに少しでも多くお金を返しておけばと今は只々後悔しています。

ローンのおかげで夫の誕生日や子の誕生日、その他祝い事などが負担にしか感じられず、人生の楽しみが大幅に減ってしまったような毎日です。

完済というゴールを迎える事が出来るよう、長いマラソンに耐えていきたいと思っています。

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