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私はごく普通のどこにでもいる専業主婦でした。主人もそれなりの管理職に就き安定した生活を送っていました。半年前までは・・。
・主人が倒れた
ある時、一本の電話から全てが始まりました。なんと、その主人が突然 職場で倒れたとのことでした。私は慌てて運ばれたという病院にかけつけました。
すると、主人は眠ったままでしたが、担当医の先生が現れ主人についての説明をしてくれるとのことでした。
私と先生は別室に行き、話を聞くことになりました。すると、先生の話によると主人は癌に侵されているとのことでした。
まだ、その癌の腫瘍は小さく進行はそれほどしていないとのことでした。しかし、しっかり休養ししばらくは安静にしておかないといけないとも言われました。
私は話を聞いていてもあまりに突然のことだったので、なかなか頭の中が整理出来ませんでした。
しかし、しっかりと現実を受け止め前へ進まないといけないと思い、また主人のもとへ戻ったのです。
すると、しばらくして主人は意識を取り戻し目を覚ましたのでした。
私は枕元で主人に声を掛けたのですが、まだ意識が朦朧としているのか主人は目こそは開いていますが反応はしませんでした。
・癌保険には入っていなかった
しばらくはそんな日々が続きました。そして、ある日のこと生命保険会社から連絡があり保険金が降りるとのことでした。
しかし、それは今回にあたる一時金や入院費であって、癌に対する保証は一切ないのです。
それも当たり前で、実は私達はまだ早いだろうと言うことで以前に話し合った結果、まだ癌保険には入っていなかったのでした。
ですので、今回の主人の癌による治療費は自腹ということなのです。癌の治療費には膨大な費用がかかるとのことでした。
最初の頃は何とか少しの貯金がありましたので遣り繰りできましたが、すぐにその貯金もそこをつきました。
勿論、主人や私の両親も援助してくれましたが、やはりそれでもまだ足りませんでした。
ですので、私は主人の面倒も看ながらパートに出たのです。少しでもいいのでお金を稼がないと、と思い必死になりました。
しかし、それ以上に治療費が重なりとうとう借金するようになりました。
・まとめ
私はこのかた生まれて初めて貧乏というものを経験することになったのです。
別に貧乏が嫌だと言うわけではないのですが、こんな無慈悲な理由でなったのがとても悲しくて辛かったのです。
世の中には私のように貧乏になってしまったという人は沢山いるかもしれませんが、私は貧乏になっても主人が助かるならば全然構いません。
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