応援クリックお願いします。 ヾ(*´∀`*)ノ
これは知り合いのドイツ人の話です。
小学校勤務で3人の子どもを持つ優しいパパ。
ですが、とにかく節約にうるさく、特に水道代に関しては一滴たりとも無駄にしない!といった意気込みです。
まず私が驚いたのは、食事の時。
その日のメニューはミートソーススパゲティでした。
家族団欒の楽しい時間。
それが食事が終盤に差し掛かるにつれて、子ども達の表情もだんだん険しくなってきます。
それはなんと、食べ終わったお皿についたソースを、全部きれいに舐め取るというものだったのです。
理由は、その分お皿を洗う際に使う水が減るから。
なんともびっくりですが、彼はその道のプロのように、ミートソースで真っ赤だったお皿を、あっと言う間に真っ白にしてしまいました。
ヨーロッパでは、パスタを食べ終わった後に、付け合わせで出てきたパンにそのソースをつけながら食べるといった習慣はありますが、それはソースまで綺麗に食べるためではないでしょうし、全部舐め切るとは本当に驚きでした。
それから更に驚きは続きます。
食事が終わりお皿を洗うのですが、まずは洗剤をつけたスポンジで全ての食器を洗います。
ここまでは至って普通。
ですが次の瞬間、別に用意しておいた水を溜めた桶にそれらの食器を全て入れ、そこから一枚ずつ食器を出して終わり。
水で洗い流すことはしません。
もちろん洗剤の泡だらけです。
ですが、これもタオルで拭けば問題ない、との事で。。徹底ぶりに驚きました。
彼曰く、普通に洗う時に比べこのやり方だと、水の使用量を10分の1以下に減らせるとか。
確かにかなり水道代の節約にはなりそうですが、衛生面では不安が残る気がします。
それから水道代といえばお風呂。
これも生活の中で特に水を多く使う場面ですので、もちろん対策があります。
まずは、言うまでもなく毎日は入らない。週に2回程度しかシャワーは浴びません。
浴槽もありますが、浴槽にお湯をはるなんてもってのほか。
どんなに寒いドイツの冬でも、よく汗をかく夏の日でも、一瞬でシャワーを終わらせるだけです。
日本人のようにお風呂を癒し目的で使う事はヨーロッパでは少ないかもしれませんが、せめて夏の間だけでも、もう少し頻繁にシャワーを浴びてもらいたいものですね。
洗濯に関してももちろん、洗濯機がパンパンになるまでは絶対に回しません。
そして回す時は、これでもかと言うほどに洗濯物を詰め込みます。
そして洗濯モードも、最短の20分コース。
パンパンに詰め込んだうえに最速モードでの洗濯で、果たして汚れは落ちているのでしょうか。。
でもそんな事よりも、とにかく水道代を節約する事にしか目がない、ドイツ人のお話でした。
下のバナーを押していただけると大変嬉しいです。 ヾ(*´∀`*)ノ