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転職活動とは人生に於いて転機になった出来事だったと思います。私は学生時代より自身の能力に対して多大なる自信がありました。
勉強も頑張り良い大学に入学出来るだけの努力をした人間であり、生まれた家庭もそこそこ優秀で何不自由無く私生活も順風満帆でした。
人よりも大きく優れているとは言いませんが劣っているとも思わず、何処かおごり高ぶっている部分もありました。
同級生やサークル仲間達と自分とを比較してしまう癖もあり、ナチュラルに見下しが入っていたと思います。
そんな性格のまま大学を卒業して就職する事になりました。
就職活動に於いても私は第一希望、お目当てのベンチャーITへの入社が一発で決まり喜びました。
何て計画通りの人生なのだろうかと自慢っぽく周囲の人間に話していたりもしました。
そんな私の自信が崩れるまでは早かったです。
優秀な人達の中でも積極的に動ける人達が集められたベンチャー企業。
同期で入った人達は皆私以上に優秀で勤勉でした。
入社一ヶ月目から彼等には数字で実力の差を見せつけられてしまいます。
彼等も同じ新人である筈なのに何でここまで差が出るのだろうか、教わっている内容は同じ筈なのにと悩み、辿りついた答えが自分が優秀ではないからだとの結論に至りました。
入社初日はそれこそ大型新人が入りましたよ~位の軽口を叩いていたのに気づけば一人落ちぶれていました。
こんな筈じゃなかったのにと思いながらも必死に同期や先輩達に付いていこうと頑張っても結果が出ず、最終的には自分一人だけ再研修を受けさせられる事となりました。
私の横柄な態度に反感を持っていた同期からは大型新人のお出ましだなと皮肉を言われて涙がでる程悔しかったです。
仕事の失敗で傷つけられたプライド、そのイライラやストレスを家族や友人に向けたりもしました。
母親からは私に合ってないから会社を辞めた方が良いと言われましたが逃げるみたいで嫌だと突っぱねました。
そんな対応ばかりをしていれば友達は一人、二人と減っていき気づけば小学生時代から付き合いのある子だけになっていました。
そんな友人からある時に一言「普通の人間にベンチャー勤めは辛いよね」と真顔で言われました。
また、同時期にマネージャーから「必要以上に自己評価が高いから焦る。まずは客観視してみよう」とも言われました。
ずしんと心に来る一言でした。
結局、私は会社に居づらくなった事もあり転職してしまいます。
そして心を入れ替え、周囲の人を見下したり、自分が優れていると思い込んだりせず謙虚にしています。
失った友人は戻っては来なかったですが転職後は周囲の人達や同僚とも仲良くやれているので人として成長する為の転機になったのは間違いないです。
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