転職は40代に突入すると求人が少なくなります。
例え求人があっても即戦力になれる人材しか採らないのが現実的ですね。
門戸が狭くなるため、転落人生を送ってしまう羽目になることが多いのもまた事実。
一度でも人生の敷かれたレールから脱線したり途中下車してしまうと、這い上がるのはとても困難を極めます。
そんな私も40代になってから、会社を辞め生活に苦労した経験があります。
今から2年以上経ちますが、職場を辞めた理由は色々あります。
当時働いていた職場に対して嫌気が差したことと心身的に疲労が蓄積していたので辞めることにしたのです。
また長時間労働もそれなりにあったため、何のために生きてるのか疑問を抱くようになったからです。
そのきっかけは、副業に関するインターネット記事でした。
記事を読んでいて「ノマド」や「場所に縛られない生き方」の語句に興味を惹かれました。
また、副業を始めたのもこの記事を読んだからです。
将来的に会社に縛られない生活を実現したいと思うようになりました。
現在は、その夢も叶い個人事業主として仕事場所に縛られない働き方を実現しています。
それに至るまではとにかく苦労続きでした。
会社を辞めた時点では、副業の収入は月5万円前後でした。
今振り返ってみると、もう少し計画的に会社を辞めれば良かったなと反省しています。
収入的に不安だったので、転職活動もしましたが失敗に終わってしまいました。
5社申し込みましたが、その大半は書類選考で落とされてしまったのです。
やはり40代からの転職は厳しいなと実感しました。
そして世間からの目も冷たいなと痛感したのです。
会社を辞めてからの一番大きな変化は社会的信用がガタ落ちしたことです。
今までに難なく通過していた、クレジットカードなど新たに発行できなかったこともありました。
一度落ちてしまった社会的信用を元に戻すのにえらい苦労しました。
就職も決まらないのでふて腐れてしまい1年間ほぼ無収入・無職生活を送っていたこともありました。
一時期、何もやる気が起きなくなり酒に依存していたことも。
とある日、銀行に記帳目的で行った時に目が覚めました。
貯金が半分近くまで減ったのでさすがにヤバいなと思うように。
それから、今までの生活習慣を見直し派遣の単発的なバイトから始め社会復帰を志しました。
しばらく怠け者の生活を送っていたせいか、きつかったです。
転機が訪れたのは2020年に入ってからです。
地元に念願の仕事が参入されたので、早速応募し実際に稼働を始めました。
学生時代に似たような仕事を長くやっていたので、稼げると確信していました。
その結果、月収が会社員時代を超える月もできなんとか生活できるようになっています。
現在では休日も関係なくその仕事に熱中しているほどです。
ただし、反省点もあります。
仕事を変える場合は、もっとスケジュールを立ててから会社を辞めれば良かったなと感じています。
もっと計画的に行動していれば、ここまで苦労せずに済んだなと痛感しています。