私が勤めた酷い職場

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私が勤めた酷い職場

私が勤めた酷い職場、それはある福祉施設から新しく設立されたものでした。
数名のスタッフ以外は、新規で集められた人たちでした。
オープニングから一緒で、他の部署から配属された人たちは上司になります。
そのため、現場は新社員たちが仕切っている状態。

他の施設の経験者もいたのですが、学校を卒業したばかりの人、経験がない人が多くて、無法地帯となっていたのです。
私はその施設の本館の方にいて、離れていたので現状は知らなかったのですが、無法地帯となり、どんどん人が辞めていくという話は聞いていました。
そのため、その会社に長い人たちは、人手不足などを補うためにどんどん異動させられ、どんどん辞めていくのです。

そんな職場への異動が私の元に届いたのです。
嫌ならやめるという勢いだったのですが、異動して一日目から惨状を目にしました。

「入居者にあんまりかまわないほうがいいよ」となぞのアドバイスから始まり、「この人はうるさいから基本無視」「カメラがあるところではちゃんとして」などと言われたのです。

絵にかいたようなクズっぷり。
入居者と話すことはほとんどなく、職員同士でおしゃべり。
「ここの主任ははりきり自滅してるから構わないほうがいい」と上司の文句。

その主任は、別の部署にいた人で、仕事ができる人で私も知っていたし、この部署をまとめられるのはこの人しかいないと聞いていたのに、ここでは腫れ物扱い。

この主任がいるときは、体操などもするけどいない日はしないなど手を抜くことばかりを教えてきたのです。
当然私は言うことも聞かずに、決められたことを一生懸命やっていると「主任の仲間」と言われる始末で、「~さんがいるから面倒」と陰口まで言われていました。

とにかく、真面目に仕事をしている人はダサい、うざいというような価値観の人たちばかりで、異動初日から酷い職場だなと思っていたのですが、それはどんどんとエスカレートしていったのです。

利用者に対しての暴言もあり、見下した態度、無視はもちろん、出社してすぐにナースコールがなっているのに気がついて、トイレに行くと、なんと座らせたままで誰もそばにいないのです。

そのため、転倒などの事故も頻繁に起きており、私は上司に直談判と、このままでは大きな問題が起こると訴えましたが、しっかりと注意することはなく、ミーティングで気をつけましょうとさりげなく伝えるだけ。

耐え切れずに辞めたいと告げると、上司からはみんな辞めていくのはどうしてなのかと聞かれる始末。

そのため、私は大きな事件がおきそうな施設で働きたくない、社員を総替えしないと刑事事件になるのも時間の問題と言って、辞めました。

今のところ、ニュースになっていないものの、ニュースになってもおかしくない職場、改善も見込めない最低最悪の職場でした。

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